これからの政策
昨日、原油先物が119ドルと高値を更新したのを受け、ユーロドルが1.6の大台に乗せた。 前回1.5980で止まって、利食いで1.5712まで急落しているので時間が掛かると思っていたが、原油が突破の後押し要因となった。 これから、ユーロ高が輸出企業の収益に大きな悪影響を及ぼすと、欧州は米国と同じく、インフレか景気かと選択を再考させられることになるだろう。 とりあえず、欧州高官から牽制発言が出て利食いとなっているが、1.65のターゲットは変わらず上がっていくだろう。 最近のFRBの流動化や金融機関への重なる対策では、今回のサブプライムは乗り切れないのか、時価会計の凍結も視野に入れているのは、公的資金投入への前振りのような気がする。 政府からも住宅ローンの見直しや優遇税制処置が決まり、政府系金融機関による住宅ローンの買取り枠の拡大も実施されている。 また議会では、連邦住宅局による住宅ローン保証額の拡大を柱とする法案も審議中である。 現在、新しい案として提出されている政府が金融機関から住宅ローンを買い取る法案などの実質の公的資金投入という必要性を訴えている議員も多く、それらはこれからの更なる住宅価格の今年中旬までの落ち着きを想定しての法案であり、もし更なる下落があれば景気後退は確実で、それからの立ち上がりは遅くなっていくだろう。 ポンド円は、高値や安値を暗示し易いフィボナッチ数列の34日目から1日ずれた4月20日に戻り高値の209.00辺りで、ユーロ円は3月20日の安値151.60近辺からちょうど34日目が今日であり、高値暗示も出ているので突っ込み買いには気をつけたい。
2008年04月23日 18:15



