FOMC
FOMCでの声明は、利下げ打ち止めとはいかず依然景気に対しての不安が残っているようで、金利に対して中立までいかず、どちらかと言うとまだ下げる余地があるようなニュアンスであったようだ。 次のFOMCがそれまでの指標や市場次第となるところなのだろう。 昨日の1-3月期米国GDPは、実質0.6%のみの成長率で、前期と同じでこのような低水準の伸びが記録されるのは、17年ぶりだという。 輸出での貢献度や個人消費の伸びでなんとかマイナスを回避している。 それでも個人消費の伸びは1%のみで、これはインフレでの物価の伸びが左右していると思われる。 物価が上がろうと、一般市民はすぐに生活水準を下げるのは抵抗があるから、節約が浸透するまで時間が掛かるはずだ。 そうなれば、4-6、7-9のGDPの結果が心配になるというもの。 ただ、戻し税の還付や株価の落ち着きは節約を緩和できるが、住宅価格の大幅下落が続くとそれ以上にインパクトがあるため、悲観的になりやすい。 米国の指標が悪化して表面化するのはこれからだろうし、1年ほどで回復に向かうとは到底考えられない。 ドル安や株価が戻っていくには、これだけの問題の後だけに2番底か大きな下げが必要となるだろう。
ドル円は、もみ合いを続けているが105円台をターゲットに未だ上昇基調なのは変わらない。 ユーロ円の高値がフィボナッチの34日目だったことが気がかりとなっていて,これが頭を重くしている原因であり、4月23日を境に下落基調になっているので、ドル円が今日時点でのトレンドラインの103.50をしっかりと切れてくると、下落となる公算が大きい。 ユーロ円以外のクロス円もドル円に追随していくだろう。
2008年05月01日 09:04



