食糧インフレ回避へ

ドル円は、昨日の欧州時間に下げたが103.50の堅い壁に押し戻されて、米国景気先行指数を受けての株高に104円台まで戻してしまった。 高値は104.68で止められて重さを感じることは出来たが、下の固さも目に付いた。 レンジとはいえ、1円幅では動きようがない。 高値は短期トレンドラインの線上で止められたので、まだ下げ基調の雰囲気は保っている。 本日は上がっても104.55までで、だましを入れて104.70であり、下値は103.30までの範囲でのレンジとなるのではないか。 本日は欧州のZEW景況感調査があり、上にあるストップ狙いでの上昇があれば1.5650まであってもおかしくはない。

最近の商品相場の上昇による、食料品価格の値上げで一般市民の懐具合が余り良くなく、景気へも波及しそうなくらいの必需品価格高騰である。 それを受けての各国の食糧生産拡大は、国土の狭い日本にとってはありがたいことである。 しかし同時に、輸出関税を引き上げ、それらの生産国は潤う事が出来るのはうらやましい限りだ。 それに食料を輸出できるような国々はまた鉱物の輸出国でもあるので、これからしばらくは謳歌の時を迎える。 それを見ているだけではつまらない頭の良い一般投資家が、外貨購入と走るのは自然な動きである。 豪ドルは対ドルで最高値を更新したのは、思っていたより早かった。 3月に0.94から0.85に下がってから、2ヶ月で全ての下落分を取り戻し、買っている方達の中には、金利を入れて膨大な稼ぎとなっている人も少なくない。 次は豪ドルと米ドルの1対1である、パリティまで狙える位置まできているし、対円でも100円回復目前である。

2008年05月20日 11:07

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