ドル売りへ
欧州景気指標のIFOでの好結果を受け、インフレ懸念も加わり金利先高感が強まってユーロが上昇した。 先週末から上昇が始まり、波に乗り始めたところにこの指標ではレジスタンスの1.5750突破はいとも簡単だったようだ。 更にその後の米国石油在庫統計で予想外の減少となり、原油高を演出し一時1バレル134ドルまで上昇していて、しばらくはこの勢いは止まりそうにもない。 FOMC議事録では成長見通しを下方修正し、インフレ見通しを引き上げたことから、スタグフレーションとの不安感が市場に広がり、 ダウ平均は大幅な下げに見舞われた。
ユーロの上昇がドル全般の下げのきっかけになりそうだ。 ドル円はこの1週間で下方トレンドにしっかり抑えられており、今日は103.50が重く、下は102.50割れのダブルトップに似たチャートを作りに行く可能性が大きい。 もし破られれば、102.20-30までの下げの後101円台へ向かえば下げが続行し、103円に戻すようなことがあればレンジ内の動きとなろう。 ユーロドルは1.5850辺りが重そうで一旦はこのあたりで利食いが見られるはずだ。 難しいのはクロス円だが、ドル円の動きに連れやすくユーロ円以外は下落していきそうだ。 特にポンドドルが1.9750で止められている間はポンド円の上昇はなかなか見込めないであろう。 逆に豪ドルは、高金利や商品相場上昇を背景に高ね更新を続けていて、予想していたウェッジパターンのチャートの動きが破られて強い上昇トレンドが出ているので、中長期での上昇期待は大きくもっていいと予想している。
2008年05月22日 08:59



