ドル買いというか、円安?
昨日の欧州と英国の金利は予想通り据え置きだった。 その後のECBトリシェ総裁の発言は、依然としてインフレに対して懸念を持っていることで、ユーロが買われた。 その前から、じりじりとドル高に向かっていた相場は、ユーロ以外はドル買いとなり結局ユーロ円の大幅な上昇となって終わった。 午前中のユーロドルのストップを付けにいったショート勢が一気に買い戻したのも一因となっている。 ユーロドルは1.5400から1.56まで、ユーロ円は162.50から165.50まで買われた。 ドル円がトリシェ発言前に、105円後半の売りオーダーを吸収し、106円台のストップを付けて加速したのもユーロ円の押し上げに貢献した。 ドル円のターゲットは、目先106.60辺りだがここを抜ければ、107.50となるがここは強い抵抗線として考えても良かろう。 ユーロ円は、あと2円ほど167円台までは強い抵抗がないので、この通貨がドル円を引っ張っていく可能性もある。 米国は10年債が4%に再度乗せてきているにもかかわらず株高で、債権との間で資金移動が起こっている。 欧州と米国の金利先高感があるなかで、日本の10年債の2%という大きな壁を考慮に入れると金利差で円安相場と見ても良いだろう。また今夜は雇用統計なので、その結果次第でドル買いが継続するのかどうか見極めてみたい。
2008年06月06日 18:59



