タイミングでさや抜き
米国株の下落がなかなか止まらないのを背景に、我慢していたドル買いの短期筋もさすがに売りに回っている。 政府保証にも関らず、ファニーメイとフレディーマックの両社株は昨日の寄り付きで急騰したが、すぐに売り込まれて結局前日とほぼ変わらずで引けている。 今日は、欧州のZEW景況感指数が出たが、予想を下回る数字となりユーロ高や原油高で経済を圧迫したのと、サブプライム要因での景気減速と読めるような結果となった。
ほとんどの先進諸国の景気後退が確認される数字が出始めたため、為替は各国の減速感のタイミングのずれで売買されると予想される。 まず、ドル安がある程度進行してから、他の先進諸国の経済指標での悪い結果が増えてくると次第にそれぞれの通貨安となると思うが、資源相場の行方次第でそのタイミングもまだ変わってくるので、読むのがやっかいだ。 そのような転換を予想するには原油相場の動きに注目が集まるが、米国大陸でのハリケーンシーズンが近づいてくるとなかなか下落とはいかない、逆にある程度上に突っ込めばそれからの下げが高値示唆をするのかまずは見定めなければならない。 新興国の株価調整も大幅になれば、その時は最後の高値となるのだが、市場は北京オリンピック後のタイミングも計っているのであろうか。 それとも、ブラック何とかでのセリングクライマックスも候補には上がってもいいだろう。
2008年07月15日 21:02



