トリシェも迷っている
ドル高基調が日に日に強くなっている。 ドル円は108.90を抜けたところから、109円台のストップを取り込んで上昇加速させ、ユーロドルは、昨日のECBトリシェ総裁が相も変わらずの中立姿勢で、トレンドが強く下げを加速させた。 クロス円は、ドル円が節目を抜けたところで上昇し、欧州通貨など対ドル通貨が節目を下抜けするところで下落となり、チャートはレンジを示唆しているようだ。 オセアニア通貨の金利が下げ方向に予測されていることから、この通貨ペアはしばらく買わないほうがいいだろう。 ただ、ドル円の節目の110円を抜けるところで、一旦頭打ちになるような感じを想定しているので、そうなるとドル高への調整も少しは出てくるであろう。 ユーロドルは、1.5050辺りまで下げれば下げ渋りが見られるだろうから、両者この辺でのタイミングで逆にドル高からの調整相場となるのではないかと思っている。 しかし相対的に、まだ円安のトレンドはファンダメンタルからして継続されるだろうから、クロス円の押し目は買っても良いだろう。 まだユーロ円の170円突破がターゲットとしてあり、これを抜けるとクロス円のレンジを上抜けする可能性が大きいと思っているが、165円を下抜けすればそこで170円のシナリオは一旦崩れることになるだろう。 これからお盆休み、オリンピックとなるが、夏枯れ相場でも薄い取引の中での激しい動きがあり得るので、全体の流れの把握は注意深くしていかなければならない。
2008年08月08日 15:13



