ドル買いから調整へ
欧州時間から下落していた原油先物相場は、米国石油在庫統計でのガソリン在庫が減少し、ゴールドマンサックス証券から08年度末の原油価格が149ドル近辺となるとの予想で上昇となった。 それを受けて欧州通貨が堅調となるが、東京時間終わり間際からの本邦証券系辺りからのクロス円、中でもユーロ円の売りが出て大きく下げ本日の高値から約130ポイントほどの下げとなっている。 ユーロ円は他のクロス円と比較して、下げ幅が小さく実需の買いも多いため、一旦下げのトレンドと見なされると大きな売り注文が入り易いため、長い期間下げ続けることがよくある。 今年3月安値の151.80から170円までの半値戻しが161.00くらいのレベルであるため、ここまで下がると揉み合いとなりやすいだろう。 しかし、トレンドが下に出ているためここをしっかり下に抜けていくと次のターゲットの158.70を目指す展開となるだろう。 さすがにユーロドルが戻しで上昇しても、ユーロ円の売りが頭を抑える展開がイメージされやすい。 ドル円もユーロ円の売りにはさすがに下げを余儀なくされよう、買いが散見される108円台で止まりそうだが、108.40は完全ではないがダブルトップの形が見て取れるので、ここをトライしていく動きも無視できない。 米国のリーマンブラザーズの増資失敗報道や米国住宅金融への公的資金問題が背景にあるので、大きな動きではこのところドル買いのスピードが加速していたこともあり、ここはしばらくの間、ドル買いに対する調整が出てくるのではないかと思われる。 ユーロドルは1.4950、ドル円は107.50辺りが目処となるであろうか。
2008年08月21日 16:30



