原油が反発

昨日は欧州時間でクロス円の投げが出て大幅に下げていたが、米国株式の落ち着きで利食いが入り、まず欧州通貨が下げ止まり上昇し、クロス円が少し戻ったところでドル円がじりじりと値を戻して、ポンド円でも底値から2円強上げている。 ポンドは昨日の小売売り上げが良かったものの、ユーロ円主体の売りからユーロの下げに連れて下落を余儀なくされた。 しかし、クロス円が落ち着くとテクニカルでの突っ込みとファンダメンタルがした支えとなり、ポンドドルは一気に1.88手前まで上昇している。 クロス円の売りが強くなかなか怖い下落パターンだったが、昨日の欧州通貨の押しは買いで正解だったと言えよう。

原油相場WTIが6ドル上昇で120ドルに乗せたのも、ドル売りでクロス円の上昇を後押しした結果となっている。 今日は、夜半に米国FRBバーナンキ議長の講演があり、金利や住宅金融機関、更に景況感や財政問題に対するコメントがあるのか注目されている。
最近の原油相場の調整で、インフレ懸念より景気先行き懸念の方が重要視されているのか、相場が高金利通貨に売りを浴びせているが、原油相場が再度上昇していけば市場関係者はインフレ警戒も頭に置いて動くためにレンジとなりやすい雰囲気が出てきた。 先月後半からはドル高基調が続き、為替相場全体でのボラティリティ(変動率)が上がっていたが、そろそろ落ち着いてきそうな感じがする。 しばらくの間、突っ込み売買は注意して行うべきである。 投資家にとっては、日ごとのレンジを記録しておき平均レンジ幅を計算して利食いやストップを置くのは、日計りでの鞘抜きでは非常に重要であるので、もう一段ステップアップするには、変動率も含めての投資判断が確率を上げてくれるに違いない。

2008年08月22日 16:11

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