方向感が定まらず
昨日のドイツ連銀総裁ウェーバーがインフレ懸念を示したところから、ユーロが上昇基調に転じ、ユーロ円は160円割れを意識したところから一気に上昇した。 それに連れて原油相場も上昇して一時3ドル強の上げを演じたのは、ドル相場の利食いを促したようだ。
ここしばらく、ECBサイドから金融緩和への言及が強まっていただけに、ECBの中でも影響力の大きいウェーバー発言が相場を左右したのはいたしかたない。 ユーロ円の下落基調が確実になりつつあったところでのこの発言は、買い持ち派にとっては良い知らせであったに違いない。 しかし、節目の161.40を抜けた後162円までジャンプしたが、そこで値を保てず161.00近辺まで押されていては、上昇基調とも言えない相場である。 薄い中ポンド売りをファンド勢が仕掛けているような気がするが、明日の英国消費者信頼感指数が悪いとなると、最近の英国経済指標の悪い結果が再度の売りを浴びせる絶好の機会となる可能性も残っているので、今日ポンドが安いまま推移してしまうと、そのシナリオも現実味が帯びてこよう。 テクニカルでは、ポンドドルの日足でRSI指数が10付近で推移しているので突っ込めば買いでもいいと思うが、その下げ幅が大きいポンド通貨なので、適度な買いのレベルを探すのに一苦労しそうだ。
2008年08月28日 16:34



