クロス円の短期下落には注意
最近のイギリスの指標結果を背景に、ポンドが今日の東京時間でも売られ、ポンド円は久しぶりに200円を割れて下落基調にあり、ポンドドルも今年の最安値を更新している。 市場の動きが先行し、その通りに最近のイギリスの経済指標がことごとく予想より悪いのが背景にあるようだ。 しかし、前日にも言ったようにポンドドルのここからの突っ込みは一旦買いで対処してもいいだろう、売り過熱感が出てくると思っている。 本日の安値ターゲットは1.8190辺りであろうか、ただしポンド円の戻りは限定的となるだろう。
昨日は米国GDPの好結果?をきっかけにダウ平均が上昇し、ファニーメイとフレディマックの株価も大幅高となり久しぶりに全面高となっている。 しかし、来週の米国雇用統計は遅行指数であるが、実際経済の悪化を如実に示す指数の一つであるため、住宅価格の下落が消費や雇用まで悪影響を及ぼし始めたので、米国経済にとっての先行き不安は増大となるであろうから、ドル高一辺倒も一時的には多少和らぐのではないか。 長期的には株価は下がっても、欧州経済や他の先進国諸国の経済不安も台頭してきたため、比較でドルが売られていくとは考えづらく、ドルの戻しが米国のインフレを緩和し、財政赤字を圧迫するようなタイミングになるまではドルは堅調となるだろう。 世界の金利が下がってくれば、円キャリーは当分考えられないのでクロス円の下落も加速する可能性があり、注意しなければならない。
2008年08月29日 16:48



