要注意
米国雇用統計は、非農業雇用者数の大幅減少で先行き消費に不透明感が出て株式下落を先導した。 非農業者部門の雇用者数は予想の36万5000人の予想に対して前月比46万7000人もの減少と大きく乖離し、悪いと見込まれていたもののサプライズな結果を受けてクロス円が大きく下落となった。 多少は買い越しのポジションだったために利食いから投げも出たようで、ストップロスの売りが目立った相場となったためにクロス円に引っ張られるようにユーロドルやポンドドルの欧州通貨勢やオセアニア通貨も対ドルでも下げとなった。 米国ダウ平均は節目の9000ドル手前で失速し、8500ドル台まで下落していて下の節目は6月に付けた前回安値である8200ドル付近であり、ここを抜けると再度下への懸念が大きくなっていくことだろう。 クロス円も連動しているので、短期ではユーロ円133.50抜けで133円割れの可能性が高くなってきて、更に
132.70を下抜けすると130円を狙いにいく動きが台頭してくるシナリオが考えられる。 ドル円は96.20を越えてくるとレンジ内での動きが強まりそう。 アジア株式が意外と強い印象があり、確かにダウ平均が下がろうとも独自の動きでこなしてはいるが、日経平均は一度10000円をタッチしているのもありダウにある程度のトレンドが出てくると調整となる可能性もあり注意が必要であろう。 リーマンショック後の各国指標が大幅に落ち込み始めたのは昨年10月からであり、それからの今年の数字は昨年比だと改善の余地もあり、そこまでの踏ん張りがあれば先行きに楽観的になるのだがどうであろうか。 ここで円高ドル安となれば、株式も2番底を探っていくというコメントが増えてきて疑心暗鬼となってくるので、そうなれば要注意。 まだ一日での動きではなんとも言えないが、ユーロ円の動きが他の相場と連動となっているので常に追いかけていく必要がありそうだ。
2009年07月03日 10:35



