堅調推移のオセアニア勢

全般に見てクロス円は日ごとに上げ下げを繰り返しており、なかなかトレンドまではいかないが、その中でも豪円は順調に値を伸ばしており昨日は上昇トレンドの中での利食いの日で良い調整日となっているようだ。 先行き景気を反映する株式市場は、新興国は利上げをする国々もあり利食いで下げているところもありまちまちであるが、中国の株式相場の安定と米国ダウ平均の堅調さが大きく影響している商品相場も今月に入ってからは安値から徐々に値を回復し短期抵抗線付近まで上昇している。 こういう背景もあり、豪中銀の利上げに対すて肯定的な見方を強めており基調が出ているのは先進国の中でもオセアニア勢であろうか。 昨年12月頃から上昇に対する調整期となっているが、日柄調整期を脱すればもう一段の上昇も見込めよう。 先進主要国の景気回復が早いとオセアニア通貨の上昇は若干遅く傾向にあるが、今は市場には過渡期と読まれていることもあり消去法も加味された単独での買いも呼んでいるようだ。 先高感はまだぬぐえず、今はまだ早計であると思うが豪円は今年中に90円台まで見込んでもよいかもしれない。 

 サンフランシスコ連銀のイエレン総裁は昨日、金融刺激策を解消する時期ではないし、FRBは公定歩合の引き上げをしたが緊急流動政策の最後の調整で引き締めへの転換ではないと発言し、相場はドル安と反転した。 今日も、米国セントルイス連銀総裁の講演が予定されており、国債の入札も絡みいろいろな思惑や解釈で動きが出てきそうだ。 バーナンキ議長議会証言を前にFRB側が市場に対して安堵しないように警告しているような感じにも取られやすいので、市場はリスク回避の若干のクロス円売りに回り円高気味の相場となっている。 今日は欧州でドイツのIFO景気動向指数が発表され、ギリシャ問題をほぼ取り込んだユーロがこれで戻し気味から堅調さを保てるかが気になるところである。 

2010年02月23日 10:37

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