若干の円安傾向

ユーロ圏はギリシャが債務借り換えに失敗して、欧州連合へ支援を求めれば融資を行うことで合意したことで、クロス円が堅調推移でユーロ円は先月の高値125.20-25レベルまで達した。 高値近辺ではさすがに売りが多いようで、そこから1円ほど下げて124円台半ばでのもみあいが続いている。 本日はレベル感から売りに押される展開が予想されたが、売りが出ている割には意外と堅調さを保っている様子である。 これは週末に中国温家宝首相が全国人民代表大会での記者会見に於いて、米国を中心とした先進諸国の人民元の切り上げ要求に対して反対する言及があったことが、円売りを促がしている要因となっている。 更に日銀が水曜日の金利政策委員会で動きがあるのかという臆測なども、円安気味に推移している背景にある。 このレベルでは、ドル円、ユーロ円共に輸出企業からのレベル感での売りが出やすいのもあるために、なかなか大きく上昇するのは難しい。 但し、様々な円安背景が出だしているために売りのレベルを引き上げる動きが出始めると、ストップの買い観測に絡んで買いが加速する場面も考えられる。 期末要因で、需給は円買いだがファンダメンタルは円売りで綱引きとなる論理だが、それでも今週はまだギリシャの落ち着きでユーロが反転の兆しを見せてきだしたために、落ち着いた中で株価上昇や海外要因で円売りが若干優勢となると見ている。 ポイントとなるのは、現在ドル円91.50まで下がってきている抵抗ラインを越えるかでどうかあろう。

2010年03月15日 10:16

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