またウォールストリートジャーナルが英国の財政問題を取り上げギリシャの次は英国ではないかという記事を背景にポンドが下げ始めているところに、英国プルデンシャルがAIGのアジア生命保険部門を買収との報道がなされたことでポンドは暴落となりストップを巻き込んで下落となっている。 最近の経済指標は悪くはないが、量的緩和の継続が続いておりなかなか金利が上がらない事で軟調であったポンドは大きく値を下げる事になった。 ここ数週間、ポンドは下落基調にあってポンドドルは1.64台から急落し、約一ヶ月で1500ポイントも下げたことになる。 ユーロポンドも同様に大幅な上昇となり、軟調なユーロを上回る大幅な下げとなってしまったのは、ドバイを初めとする中東経済の悪化から金融機関を救済するために英国政府やBOEが金利水準を下げたままにしていることが大きい。 軟調基調にあって、ここにきての買収要因などで突っ込み売りに見舞われ、投売りがかさみ、ドル高基調が揺らいできたところからテクニカルの面から短期では底入れも考えられる。 まだ下攻めは何度かしそうだが、現在安値から200ポイントほど戻していて、今日の安値を今週中に割り込んでいかないと1.51-3くらいまではあるかもしれない。 注目すべききっかけとなるのはユーロポンドの動きであろう。 明日以降の動きに気をつけていきたい。
サンフランシスコ連銀のイエレン総裁は昨日、金融刺激策を解消する時期ではないし、FRBは公定歩合の引き上げをしたが緊急流動政策の最後の調整で引き締めへの転換ではないと発言し、相場はドル安と反転した。 今日も、米国セントルイス連銀総裁の講演が予定されており、国債の入札も絡みいろいろな思惑や解釈で動きが出てきそうだ。 バーナンキ議長議会証言を前にFRB側が市場に対して安堵しないように警告しているような感じにも取られやすいので、市場はリスク回避の若干のクロス円売りに回り円高気味の相場となっている。 今日は欧州でドイツのIFO景気動向指数が発表され、ギリシャ問題をほぼ取り込んだユーロがこれで戻し気味から堅調さを保てるかが気になるところである。
今週から中国市場が春節明けでの取引が始まることから注目となっている。 それから24日にバーナンキ議長の議会証言があり、FF金利についての見解が気になるところ。 仮にFF金利を上げないようなニュアンスがあるとしても、市場は疑心暗鬼のままで多少はドル買いが弱まるにしても大きく売られることはないと見ている。