「強いドル」、「弱いドル」、アメリカ経済の仲間はどっちか
18日に、日銀をはじめ、中国もロシアも含め、15カ国の中央銀行が米国の国債を投げました。その理由の一つは、ドル安です。持続的米ドルを下げることで、各国の中央銀行がそのリスクを感じ、米国の国債を投げ、資金をもっと収益性の高い市場に投入しようとしています。
そもそも米国がこれまでずっと「強いドルは米国の国益である」と主張していますが、その高額な貿易収支赤字の前で、「ドルが少し弱くなってもいいじゃないか」と、今動揺しているそうです。周知のように、米国は世界でトップの債務国であり、強いドルで日本や中国などの主要債権国にドルも国債も一杯持たせるのは米国の国益ではないかと、私が認識していますが、皆ドルも米国債も投げれば、この「世界最強」と呼ばれる国の経済は更に強くなることは先ずないでしょう。
強いドルでいくか、しばらく弱いドルでいくか、正にバーナンキFRB議長が19日での一言、「米経済の分析は非常に難しい局面にある」。。。
2007年10月20日



