ドルの道は険しい
今週大きなイベントがない中、月曜日にリスク選好の流れから急にリスク回避に変わった。それにドル・インデックスが82.292でリバウンドしているので、ドルが一時的にサポートを獲得した。少し様子見のムードが漂って利益確定が進んでおり、各主要通貨がドルに対して持続的上昇から一旦調整的下落に転じている。
ところが景気回復期待からドル買いが限定的だと思う。テクニッカル分析では、ドル・インデックスが反発しているにも関わらず、調整が終われば次のターゲットは80かもしれないし、先週ドルが各主要通貨に対して200日移動平均という肝心なサポートラインが割られたので、もしいいプライスがあればもっと沢山なドル売り注文が殺到するだろう。
調査によって最近投資者が大量のドル資産を売却し、代わりに欧州資産やアジア資産に投資を拡大している。数字から見ると、シカゴ国際通貨市場(IMM)の最新データにより、投機筋のドルロングポジションの総額が30.2億ドルから5.77億ドル大幅に減少。一方ユーロロングポジションが2073ロットから3368ロットに顕著に増えた。こういう状況が続けばドルの軟調を止めるのは極端に難しい。
2009年05月12日



