先週のG8を流そう
30年超長期国債入札の良い結果、また与謝野財務相による米国債とドルに対する積極的な発言により、先週ドルが堅調を維持した。しかし、短期的にドルが強くなっても、中長期でリスク選好の再燃及び巨大な米財政赤字が依然としてドル買いを抑える。
先週末イタリアで開かれたG8が、ドルの堅調をサポートしそうな声明を一つも出していなく、それより景気を刺激する一連の対策をいかにタイムリーに解消することが今回のG8にとっての一大事だと言えよう。G8が経済危機の嵐が顕著に弱まっており、多くの国で景気回復の兆しが見えてきて、年末にかけて成長回復が始まるだろうと、リーマンブラザースが破綻してから世界経済に対して珍しく楽観的な見解を示した。
2008年金融危機が爆発して以来、先進国で沢山な景気刺激策を実施した。銀行と大企業の存続をかけて、政府が金融システムや自動車業界などに巨額な資金を注入せざるを得ない状況に、各国の財政状況が戦後最悪になっている。もし今の景気刺激策をうまく解消しなければ、国債の利回りが上昇し、貸し借りコストが高くなり、景気回復が進まなくなる可能性がある。しかしそう言っても今景気対策を解消することはどの先進国にとってもまだ考える時期ではないので市場に与える影響がほとんどない。一方G8が投機的動きが復活していると認識しているので商品価格の乱高下に注意していくが、具体的にどう対応するか明言していないので、この重要なイベントがもう市場に材料視されることはないね。
2009年06月15日



