麻康

 昨年のちょうど今ごろ、「麻垣康三」という言葉が囃されました。生太郎、谷禎一、福田夫、安倍晋という「ポスト小泉」と目される代議士それぞれの頭文字を取った造語でしたが、今回はそういったものが作られる間もなく総裁選が始まりそうです。
 前回のままで造語を作ると麻康といったところでしょうか。しかし、前回次点の麻生氏の風向きが日を追うごとに悪くなっているような報道が多くなっています。麻垣康三のうちの「垣」谷垣氏が「康」福田氏の支持に回り、他の派閥からも支持をとりつけつつあるというのがその主な論旨です。これでは派閥政治の醜さが露呈されるだけではなく、民意の反映も期待薄になるかもしれず、支持率がどうなるかは想像するのは難しくないでしょう。
 各国の中央銀行やファンド運用元などで先月のサブプライム問題の影響が出揃おうとしている時期にこういった政治空白だけではなくそれに絡む騒動があるようでは、昨日から徐々に円が弱くなっているのもしょうがないかもしれませんね。
 しょうがないといえば、以前「しょうがない」発言で防衛相を辞した議員が今日地元の県庁で再度陳謝する会見を行ったそうです。国民の注目が永田町に集まっているこの時期に忘れかけているような問題を蒸し返して謝罪、「陳謝」という記録と記事を残したいという「形だけ」のように感じるのは深読みでしょうか・・・。

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