止まったのか?それともまだまだ?

 G7後に顕著だったクロス円の買いがここに来てひと段落している、といったところでしょうか。G7でポールソン米財務長官の「強いドルはアメリカの国益」といった発言はあったものの、相変わらず株価に連動したような値動きになっています。
 NYダウが小反発したのを受けて始まった東証では反発して寄り付いたものの、昨日の終値を一時割り込むなど不安定な動き。その影響からかドル円は114円前半での狭いレンジとなっていて、これをいったん下抜けると再度113円前半というのも意識されてきそうです。
 また、昨日の時点での東京外為市場の外国為替証拠金取引の売買建玉残高ではドル円の米ドル買い残玉が82.5%と前週調査時点から3.2ポイント上昇していることも重要です。ドル安でロスカットのラインを飲み込んでしまうとそれが引き金となって一気に動く可能性も充分にあります。
 これがレンジを上抜けて115を超えるようになってくると円キャリーの再燃も言われ始めて全体的にしっかりしてくるのでしょうけれど、114の後半で頭を押さえられているいまの状況ではなかなか難しいところですね。今月末のFOMCで再度の利下げ観測も台頭してきている中ではありますが、こういう時こそ噂に惑わされないようにしっかり見ていきましょう。

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