ドル円乱高下、これもオイルマネー?

 午前中に米シティグループがUAEのアブダビに株式部門を売却するという一方が流れてからドル円が断続的に下がり、一時107円の前半まで円高が進みました。その後出資証券の売却であったことやドル買いの動きで急速に値を戻し、108円をはさんだ動きになっています。足元の地合が弱いことには変わらないようですのでロングではなかなか考えにくいところではありますが。
 それにしても今回の主役が中東のアブダビというのは今の投資資金の流れを象徴しているように思えてなりません。現在のNY原油の価格が95ドル近辺。実際に投機資金やファンドの買い支えがなければ60ドル台でも高いくらいだと言われています。こういった環境なしには、今回の買収の75億ドルとも言われている資金は出来はしなかったでしょう。
 オイルマネーでアメリカの象徴とも言える金融の買収で相場に波乱を起こす、石油の採掘で富を得た人物のことをオイルダラーとはよく言いますが、まさにオイルがドルに匹敵する価値を持ってきていると言えるのではないでしょうか。

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