BOE金利発表と影のMPC
ドル円が109円を挟んで100ポイント程度の狭いレンジでの動きに終始しNYダウも軟調でドルの上値の重い中、これからの注目はやはり金利発表を控えているポンドとユーロ。
ここのところのサポート160近辺で動いているユーロですから、どちらか一方に流れができるとロスカットやリミットを巻き込んで一気に行ってしまいそうな感があります。市場での予想ではほとんど金利据え置きとのことですが、ECBの場合は金利が発表になったからと言って一息つけないのが悩ましいところ。発表後に行われる総裁の会見の内容次第ではまた大きく(時として金利発表以上のインパクトで)動く要因にもなります。
据え置きでひとまずの安心感から買われてその後の会見で元の水準以下に下がるということも充分ありますので飛びつくようなことのないようにしたいですね。
そして今回の台風の目にもなりそうなのがポンド。ECBの少し前に金利発表が行われます。先週から徐々に下値を切り下げてきており、利下げもある程度織り込んでいるという見方もあります。
その利下げ派の論拠ともなっているのが「影のMPC」とも言われるIEA・イギリス経済問題研究所のミーティング結果。政府への政策提言などを目的として毎月実施されていますが、これが今回5対4で利下げという結果でした。過去に実際の金利決定会合と同じ結果を出したことは多く、非常に精度の高い模擬金利会合となっています。
今回仮にその「影のMPC」通り利下げとなると次は対円で210円がより意識されてくるでしょうが、逆に据え置きとなれば安心感から買われてくるでしょうね。
個人的にはECBが据え置き、BOEが0.25%の利下げと見ています。
肝心の発表時間ですがイギリスBOEが日本時間21:00、ユーロECBが同21:45、トリシェECB総裁の会見が同22:30開始予定です。その時間帯には大きくレートが動くことも考えられますので、事前にストップ注文を設定しておくかポジションを少なくしておくことをお勧めます。
今回もし利下げとなると、後半に開かれるFOMCや日銀の金融政策決定会合へ目に見えない部分での圧力も大きくなりそうです。「同床異夢」という諺がありますが、「異床似夢」といったところでしょうか。
http://fx.blogmura.com/fxinfo/
…FXブログのリンクサイトです。今回の金利発表の他の見方はこちら
- 2008年01月10日 04:53


コメント