年初来の主要国株価の騰落率を比べてみると…
昨日のバーナンキFRB議長の講演での弱気発言で今月29・30日に開かれるFOMCでの動向が0.25%の利下げという予想から0.5%の利下げ予想で固まりつつあります。先物金利市場では既に織り込んで動いていましたが、今回の発言でこれまでの観測が裏付けられさらに確定的になったとも言えるでしょう。また、その少し前に行われたECBのトリシェ総裁の強気発言とのコントラストの強さからより目を引く結果ともなりました。
また、さきほど発表になった昨年11月次のアメリカの貿易収支はマイナス631億ドルと10月の数値マイナス578億ドルと比べると約10%の悪化となり、2006年9月以来1年4ヶ月ぶりの赤字水準となっています。この発表を受けてNYダウも軟調に推移、ドルも上値の重い展開。こちらでも昨日の強気発言があり底堅いユーロとは対照的ですね。
しかし、それに増して軟調なのが日本株。年明け以降安値更新という見出ししか見ていないような気がするのですが、気のせいでしょうか?主要国株価の年初以来の騰落率を見てみると主要国全て年初以来下落しているという目も当てられない状況ではあるのですが、その中でも日本が-7.8%とダントツの下落率。次点がアメリカのNYダウなのですが、現時点で-4.5%前後の下落率ですので大きく離されてしまっています。日付変わって昨日11日に発表になった景気ウォッチャー調査で前月比2.2ポイント低下して9ヶ月連続の低下という状況では、株価が伸び悩むのもむべなるかなといったところでしょうか。こう弱い結果ばかり続くと利上げどころか利下げ待望論も言われ始めるでしょうし、次期日銀総裁はさらに難しい舵取りを迫られそうです。
- 2008年01月12日 02:46


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