ダボス会議
「ダボス会議」として知られる世界経済フォーラムが昨日23日から27日までの予定でスイスのダボスで開催されています。世界の政財界のトップや有識者、各国の専門ジャーナリスト総勢2000名以上が一堂に会し、その時事に即した経済問題を議論するというもの。
参加費が日本円で300万円とも400万円とも言われていて参加できる国や企業がごく限られていたり、それ故に途上国の貧困問題などの社会問題が議論されることなく、民主主義的な観点からはかけ離れた意思決定をしているという批判もあるようです。
しかし、今回の批判の矛先は別。22日の米FRBの緊急利下げに関しての反応が多く伝わってきています。ロイターの報道によれば、米経済に関する討論会で約6割の参加者が中央銀行による制御が機能していないという見解が示され、冷静さを欠いた判断であるとの批判も出ている。中には「FRBがl;パニックに陥った行動のように見える」という声や「バブル経済につながる過剰な金融緩和になりかねない」という声もあるほど。ある著名投資家は「中央銀行はコントロールを失っている」とも痛罵したとか。
好意的が意見もなかったということはないでしょうが、そこはやはりジャーナリズムの妙。「事件は現場で起きている」という訳ではないですが、参加してみないことには分かりません。
市場では金利の引き下げに先行して金利が下がり、いざ下げたら下げたで浮き足立っていると批判を受け、まさに板挟み状態。26日にはその挟まれる俎板の上に福田首相が登場し特別講演を行う予定です。その内容が市場にとって吉と出るか凶とでるか…今の日本の影響力ではその講演で辞任表明でもしない限りはなにも影響はないでしょうね。
それよりも今夜控えているアメリカの中古住宅販売件数発表。あれだけ冷え込んだ年末商戦の12月の数字です。上値の重いドルにとって、もういちど下に突っ込むきっかけにもなりますので、発表の24時前後の動きには注意しましょう。


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