バーナンキ議長ドル安容認?

 ドル安が加速している。ユーロドルで史上最高値の更新を続け1.52の前半まで進み、ドル円では先月の後半以来の105円割れなるかというところまで来ている。昨夜発表の第4四半期のGDPや失業保険申請件数などが軒並み弱い数字だったこともあるが、決定的だったのはバーナンキ議長の議会証言。
 証言の内容自体は昨日と同じものとなったが、その後の質疑応答では「2001年のときよりも一段のインフレ圧力がある」「FRBが対応する上で01年よりも一段と困難な立場におかれている」としたことで昨日のものよりも強い危機感が示された結果となった。また、「ドルの下落は貿易赤字の縮小につながり前向き」とドル安容認ともとれる主旨の発言を行ったことも大きい。
 ダウ安も一助にはなったかもしれないが、この議会証言後にドルが断続的に下落したことを考えるとなんとも象徴的ではある。
 今日の株価の動き次第ではドル円で105円割れということも充分考えられるだけに、ロングは自重したいところ。


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