ユーロ/ドル1.55はまだ安い?

ドル安が止まらない。対円で12年4ヶ月ぶりとなる99円台、ユーロ/ドルでは最高値を再度更新。NYダウが小幅ながらも反発したことや行き過ぎ感もあり多少戻してはいるが、大勢に変わりはなく、まだまだ買いは自重しドル売り姿勢維持で臨みたいところ。このトレンドを変えるには米経済の浮揚か大規模な協調介入でもない限りは難しいだろうが、次から次へとネガティブ要因やファンド破綻の噂だけでドルが売り込まれるようなアメリカと外貨準備高1兆円を抱える日本では動きたくてもそう簡単に動くことはできない。ドル円で90円台前半にならないと強調しての動きは期待できないだろう。
 そうなると傍観して自律反発を待つしかなく、その流れに逆らわず動くことが肝要になる。しかし、そんな中にあって好調な商品市況でもそろそろ一服感が出てきそうなのが今朝のニュース。金がNY市場で1000ドルを超えてきた。引けにかけて下げて終わっているが大崩れはしていない。
 昨秋以降の商品全般の高値はドルを売った資金が流れ込んでいるのがひとつの要因になっているが、この商品高での利益確定が起こった際に素直にドルには還流し辛いのが現状。そうなると次に目を向けられるのがユーロ。ドル安とユーロ高が平行して起こっているようだが、ユーロ/ドルでは連日のように最高値を更新し続けているようにドルが下げ止まってもユーロ高は収まらないかもしれない。

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