キャリートレード解消へ動くのか。

 明日発表の日銀と明後日夜に発表のBOEとECB、そして今月末発表予定のFRBそれぞれの政策金利発表が予定されている。ECBは据え置きの予想だが、BOEとFRBは引き下げの予想。そして日本も据え置きの予想だが、総裁空席の今は動けないのだから当然。
 しかし、その空席の総裁人事がようやく決着しそうな雰囲気になってきた。現副総裁の白川氏の昇格案に民主党がようやく首を縦に振ると見られている。これまで2度突き返されただけに三度目の正直といったところだろうか。野党の顔をうかがいながらの候補者選びで民主党が正否を決定するという、これではどちらが与党でどちらが野党なのか、政府与党から全く顧みられていない国民は首を傾げるしかない。それ以上に今回の昇格を打診された白川副総裁。3月12日に「副総裁」として採決がとられ、「副総裁としてふさわしい」として「国会」での同意を経て内閣が任命したもの。それを今度は「総裁としてふさわしいかどうか」採決を求める予定となっており、なんともややこしい。「舌の根も乾かぬうちに」とはまさにこのこと。伏魔殿の主には舌がないから乾きようもないのかもしれないが。
 さて、その白川氏に関して。今朝の新聞報道にもあったように福井前総裁が中道派だったのに対し「利下げ積極派」とされ、総裁が議長となる金融政策決定会合も様変わりするのではないかと言われている。つまり利上げ寄りの金利政策になる可能性が高い。
 そうなると各国が利下げを意識している中にも関わらず日本だけが景気後退が言われていても利上げに目を向けて動いてゆく、KY首相が選ぶのはやはりKYな人物と言われないことを願いたい。

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