【解説】ネーションワイド消費者信頼感指数とは

 先ほど数字だけ載せましたが、『ネーションワイド消費者信頼感指数』というものに触れてみます。
イギリス最大の住宅金融組合である「ネーションワイド住宅組合(Nationwide Building Society)」が発表する指数で、月の中旬に調査をが行われ、翌月上旬(原則第二水曜)に発表されます。消費者の心理・観測が反映されるという点で遅行系列に分類されると思いますが、景気動向を探るという面では重要とも言えるでしょうし、金利動向に関してはあるいみ先行しているとも言えるかもしれません。
 さて、さきほど発表になった先月調査の数字は77。アメリカのISM指数は50が景況判断の分かれ目となっているといわれますが、こちらでは明確な基準がありません。そこで昨年からの数字を見比べてみましょう。

2007年
1月 84
2月 85
3月 88
4月 90
5月 99
6月 95
7月 96
8月 94
9月 99
10月 98
11月 86
12月 85
2008年
1月 81
2月 78
3月 77

 こうしてみると、景気や政策金利に連動というよりも先行している上に今年に入っての景気減速感が大きいのが見てとることができるかと思います。
 明日のBOE金利発表を控え、昨夜には「インフレは抑制できており、追加利下げは可能」とブラウン首相の利下げ容認のような発言がありました。ここ5年程度でのポンドの対円レートは最低が189台、最高が251。200前後の今のレートを考えると低水準にも見えますが、半年ひと昔。いくら現在のレートが利下げを織り込んでいると言われているとは言え、発表そのもののインパクトは大きく対円対ドルともに下値を探りながらの展開になるでしょう。
 他方気になるのがユーロ。このポンドの低調さとは関係なく好調ですが、デイリーで1/21のと3/20をダブルボトムにしたネックライン到達でここを突破できればもうひと伸びも期待できます。

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