G7で強含んだドル

 G7の共同声明で世界経済の安定に向けて強調するという努力目標は打ち出されたが、具体案としては決め手に欠けるものでありカタチだけという印象は否めない。また、その影響かドル円だけではなくクロス全体的にボラタイルになっており、株安も相まって手を出しづらい状況になっている。
 G7の声明の中にもサブプライム問題に関する言及があったように、解決にはまだ時間がかかるだろう。何をもって「解決」とするのかもはっきりしない状況な上に今週は米大手証券の決算発表が控えており、目先もまだ買い材料を探すのは難しい。
 史上最高値を試しに言ってはワンタッチで毎回戻ってきているEUR/USDが注目だが、先日まで鮮明だったドル売り模様が今回のG7声明で影を潜め、もうひと伸びの勢いがなくなってきた感があり、やはりEUR/USDは戻り売り有利と見ている。15日にベアスターンズ、16日にJPモルガン、18日のシティと居並んでいることで、売りにも買いにも動きにくく利益確定と損失確定のストップロス優先の動きになり、大きく固まっているポジショントリガーにヒットすると一気に動くことも考えられるので突発的な動きには充分注意したい。

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