今週は指標の週

 先週末から米利下げの打ち止め論が徐々に勢いを増し、利下げ幅論議どころか据え置き論まで浮上してきており非常に混沌としてきている。3月から4月にかけてのドルがそうであったように全通貨的にネガティブな指標に素直に反応しやすくなっている中にありながら、日本では最大11日の大型連休の最中と流動性が低くなり指標に目が行きやすくなっているということも一因と言えよう。
 しかしながら先日からアメリカの指標の一部が思ったほど悪くはないものが相次いでおり、景気の減速感が減速しているように感じられる面も確かにある。現状は欧州系の通貨に対しての相対的なドル買いの流れと言えるだろうが、今週の指標次第ではドルそのものの買いへと意味合いが変わってくる可能性もあり、それを睨んでの様子見局面と言えるだろう。
 ポジションを持っていてもいなくてもドル円103-104、ユーロドル1.5550-1.5650、ポンドドル1.9800-1.9900と狭いレンジでの動きということと指標発表の予定は頭に入れておきたい。
 中でも重要なのは今週後半。30日の21:30米GDP、明けて1日午前3:15のFOMC政策金利、23:00のISM指数、2日21:30の雇用統計(時間はすべて日本時間)と連続して重要な指標が並んでいる。
 それだけではなく、今日15:10予定のドイツGFK消費者信頼感調査も見逃せない。先週木曜のIFO景気動向でユーロやポンドの売りが一気に噴出したように、多少ネガティブな発表で突発的な売りの流れができてしまうこともあり、ストップ設定には細心の注意を払いたいところである。

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