ドル円一時103円台からの戻りは本物か

 昨夕からのダウ先物の下落による下落で5月以来となる103.85を割り込んだドル円。その後原油先物が大きく値を下げたことでの相対的なドル買いと前回のFOMC議事録が利上げに前向きな内容だったことで今朝未明から大きく値を戻し105円前後の動きになっている。やはりここのとこと原油先物の節目とされていた135ドルを割り込んだのが大きい。在庫増が背景にあるということだが、これからハリケーンシーズンに入るということもあり今後の動向が注目される。
 しかし、それ以上に気になるのはやはり住宅市場の動向。午前2時発表のNAHB住宅市場指数が16ポイントと悪化し、史上最低を更新。実はこの指数、多くの景気指数と同様に50が景気好悪の分かれ目とされている。つまり50以上で好況、50以下で不況。その中で16なのだからリセッション入りがどうこうというレベルの問題ではない。住宅市場に端を発したいわゆるサブプライム問題はまだまだ長引きそうである。
 その中でのこのドルの戻り。まだ上値は重いと見てドルのロングでの仕掛けは二の足を踏むところ。今月に入っての高値と昨日の安値での38.2%=105.30や50%=105.75といったところを見てからでも遅くないのではないだろうか。


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