昨日からの概況、ユーロ急反発の意味するもの
昨日から今日にかけての主役はユーロ。アジア時間の終わりにかけて弱含み、1.25前半まで下落したが欧州時間中にギリシャの国債入札が好調で平均落札利回りがEUとIMFからの強調支援の利率5%を下回ったことからギリシャの資金調達懸念が後退し急反発、1.27台まで上昇しNY時間を終えている。
アジア時間終盤、日本時間16時過ぎに伝わったポルトガル国債の格下げや独ZEW景況感指数の低さをも一蹴するギリシャ債入札だが、好調に消化されたというニュースであると同時に、依然としてギリシャ問題が市場の関心事であることを再認識させる結果であると言えるだろう。
対して上値が重いのが米ドル。ユーロの上昇もあってドルインデックスは日足の一目均衡表で雲を下抜けしたままであり、現在83.6付近にあるものがこのまま軟調に推移するようであれば80.0程度までの軟化も視野に入ってくるところだ。
今夜にかけての指標で注目されるのが英失業率(17:30)とユーロ圏消費者物価指数(18:00)だが、英では先日BOE委員から「英経済は再度スランプに陥る可能性がある」とのネガティブな発言が聞かれ英ポンドが下落した経緯もあり、慎重に推移を見守りたい。
- 2010年07月14日 09:40


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