ベージュブック、経済回復鈍化を示唆
昨日の日経平均引け間際に88円台に乗せ、上抜けなるかと思われたドル円だが上値の重さと高値での利益確定が優勢となり下落。欧州時間にかけてはその流れそのままに推移し、NY時間に入って一度は切り返すような動きを見せたが、27:00の米地区連銀報告(ベージュブック)の内容が不興を買いm87.25まで下落したものの、このところのレンジ下限であることから反発、87.45水準でNY時間を終えている。88.0で上値も重ければ87前後での買い意欲も強いという膠着状態で、レンジとして想定するならば86.5-88.5程度のどちらを抜けるかが焦点になってくるところだろう。
問題のベージュブックでは「総じて経済は拡大するも2地区は横ばい、2地区で拡大ペース鈍化」「製造業ではいくつかの地区でペース鈍化から頭打ち」「アトランタ、シカゴでは経済減速が報告された」「クリーブランド、カンザスシティでは経済活動が横ばい」といった文言が並び、また前回のベージュブックでは「全ての地区で緩やかな回復」との表現であったこともあり、改めて米経済の回復ペースの鈍化を意識させる内容となった。
明日には欧州圏失業率と米GDP・第2四半期速報値の発表が予定されており、経済拡大ペースの鈍化が実際に反映されているのかどうか、また8月の動きを占ううえでも注目が集まるところだ。また、反動として事前の手控え感が出ることで、嫌が応にもブレイクへの期待が高まる。
- 2010年07月29日 09:32


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