日本 住宅着工 発表
14:00発表
・日本 住宅着工戸数 -32.1% 前回発表値:-34.0%
14:00発表
・日本 住宅着工戸数 -32.1% 前回発表値:-34.0%
8:50発表
・日本 鉱工業生産 1.9% 前回発表値:2.3%
昨日投開票が行われた衆院議員選挙、最終的な結果は以下。
民主308
自民119
公明21
共産9
社民7
みんな5
国民3
日本1
諸派1
無所属6
ほぼ選挙戦前の各報道の見通しどおりといったところだろうか。
これを受けてドル円は30銭ほど下に窓を空けて始まり、これに起因してクロス円も安い。ドル円・クロス円に関しては政権交代への見極めムードが強く、上値余地よりも下値余地のほうが充分すぎるほどあり、予断は持つべきではないがロングは慎重の上に慎重を期すべきだろう。
22:55発表
・米 ミシガン大消費者信頼感指数(8月) 65.7 前回発表値:63.2
27日の米市場、ダウ平均は前場安く後場戻すという今週これまでとは逆の展開に。原油や金といった商品市況が値を戻す中で歩調を同じくしておりリスク選好からの買いが入ったと指摘されている。しかし、ほぼ同じ時間にドル円が最安値を記録しており、日本の衆院選を見据えたドル円からの資金流出の結果ダウや他通貨が上昇したと見ることも出来るだろう。
また、昨夜23時過ぎから会見した米連邦預金保険公社・FDICのベアー総裁が米国内銀行の状況について問題銀行が前四半期と比べて111行増加し416行であると発表。この数字は統計開始以来最悪の水準であり、このことがドル売りの一因になったとも言える。
今夜にかけては英GDPとユーロ圏各種信頼感指数などが予定されているが、腐っても世界2位のGDPの規模の国で政権交代が実現するかもしれないという選挙の前では影響も極めて限定的になる可能性が高いのではないだろうか。まさに嵐の前の静けさといった様相である。今日はただポジションの縮小を第一義に臨むべきだろう。
21:30発表
・米 GDP改定値(2Q) -1.0% 前回発表値:-1.0% 発表予想:-1.5%
26日のNYダウは今週これまでの動き以上にごくごく小幅な値動きにとどまっている。終値では4.23ドル高の9543.52ドルで字面では続伸となるか。原油や金といった商品市況も同様に低調な値動きで膠着なのか材料難なのか、はたまた手詰まりなのか。今夜の米GDP待ちでの様子見というのが妥当なところだろう。
こうなると今日明日で動くか今週はもう動かずこのレンジのままかどちらかになるが、日曜に大勢は決したとは言われつつも微妙な衆院選を控えている以上は一方的な動きになりにくい。それをこなしても来週は指標がずらりと並ぶ週であるため、この状況は意外と長引くかもしれない。
23:00発表
・米 新築住宅販売件数 43.3万件 前回発表値:38.4万件
※ 前月比伸び率 9.6% 前回発表値:11.0%
25日のNY株式市場は高く寄り付いて前場はそのまま推移し後場に入って上げ幅縮小という前日とほぼ同様の値動きとなった。為替はこの動きに同調し、結果的に振り回された形となったといおえるだろう。終値では30.01ドル高とわずかながら上昇して9539.29ドルで引けている。
商品市況を見ると金が小幅反発で原油は反落と調整模様。この影響でいわゆる資源国通貨の動きも一服し、結果的により膠着感が強まっている状況だ。
本日は朝から日本の貿易収支が発表されるが、今週のこの動きの中では反応は極めて限定的になり、日経平均や中国株の動向がより注目されることになるだろう。
また、本日予定されている指標で見ると今日の注目は日本時間23時予定の米新築住宅販売件数程度で夕方のIFO指数もそう重要視はされないだろうが、この米新築住宅販売は前回大幅な好転(前月比+11%)を見せておりこれが持続するか一時的な季節要因によるものだったのか見極める意味でも注目が集まる。
NYダウが好調な出だしから腰砕けになった流れを受けてか今日の日経平均は軟調に推移。前日比100円安前後でほとんど全ての時間を過ごし、終値では-83.69円の10497.36円と若干戻して終了している。欧州時間では米時間に予定されている住宅指標待ちの感が強く、模様眺めとなって迎えた米住宅指標。22時ケースシラー住宅価格と23時住宅価格指数と連続していたが、前者が好転・後者が鈍化となり、またその間発表されたリッチモンド連銀指数が節目とされる50ポイントを超えてくる大幅改善という結果であり、まさに住宅指標でって来いという流れである。
株価の動きが不安定な中で材料探しとなっているが、今回の住宅指標での乱高下を踏まえると好材料にしろ悪材料にしろすぐには反応せずに流れの見極めと94.0-95.0というレンジを意識しながらの待機売買に徹するべきであろう。
23:00発表
・米 消費者信頼感指数 54.1 前回発表値:46.6
24日のNY株式市場、出だしは好調でNY時間午前にかけて9600ドルをうかがう展開だったものの中盤にかけて腰砕けとなり一時前日比マイナスとなる場面も。引けにかけて前日比変わらずの9500ドル近辺で推移し、大引けでは9509.28ドルの前日比+3.32ドルというものになった。これで日柄としては5日続伸となっているが、5日目にして高値から跳ね返された印象の強いチャートとなっているのが気になるところだ。
今日のアジア時間では大きな指標の予定がなくまたも材料難の展開となりそうだが、このダウ平均の動きと円高は大幅に上昇したあとの日経平均にはあまり歓迎できない状況だろう。
対して米時間の金市場は低調に推移。金からドルへの資金流入と見られる動きもあり先週末比10ドル以上の安値となった。総合的にリスク回避の材料探しが今の市場を動かしており、これがドル円を中心に上値と下値を限定的にしてきている。
ドル円93.5-95.5または94.0-95.0というレンジを基本に戻り売りまたは押し目買いを意識しながらの待機姿勢というのが賢明だろう。
日経平均が大幅に反発となり342.85円高の10581.05円と年初来高値を更新して引けている。しかしながら為替への影響は極めて限定的となっており、特に目立った経済指標がないというだけでは打ち消されすぎているのではないだろうか。木曜の米GDP待ちなのか日曜の総選挙の結果待ちなのか、選挙待ちだとどうしても贔屓目に見てしまうが、影響の度合いは米GDPと半々といったところ。
株価もこの両イベント待ちという部分があるため不安定な動きになる可能性が高く、注意が必要だろう。
21:30発表
・米 新規失業保険申請件数 57.6万件 前回発表値:55.8万件
昨晩93.80まで下落したドル円だったが、在庫減を背景にした原油価格の上昇を受けてエネルギー関連株の上昇の影響でNYダウが続伸したことでドルも堅調に推移。底値の堅さを印象付けさせるチャートとなっている。また、NYダウの続伸を受けて日経平均も反発しており、ドル円にとって追い風が吹いている状況とも言えよう。
主要指標を見てみると今週は今夜23時の米景気先行指標総合指数くらいで大きなものは予定されていないが、来週は26日に米新築住宅販売27日に米GDP確報値と発表予定でありこれに向けての思惑も絡んでくる週末になるだろう。
また、一部の米紙では米政府が来月にも自動車買い替え奨励策を終了とも報じられているが、先日の米小売売上が自動車販売込みのものと除外のものでは自動車販売込みの方が成績が良かっただけに今後の行方が注目される。
やはりドルの積極的なロングは自重し95.0近辺での始動など待機策に徹するほうが賢明のようだ。
昨夜の米住宅指標は事前予想を下回る結果となり、ここのところのレンジの上限近辺にあったドル円は急落。しかしながら好調なNYダウ平均(前日比82.60高)の影響で下値も限定的となりNY時間は非常に狭い値幅での動きとなった。これに対し東京時間では軟調な株価の影響でドル円も軟調になり、逆に下値を探る展開に。総じて為替自体に方向感がなく株価や70ドル目前まで回復してきている原油価格などに左右されやすい展開。
今夜は17:30にBOE議事録の発表が予定されており、大きな動きを演出する可能性を秘めているだけにその内容が注目される。 現在のレンジを意識すると94.0前半はロングを検討しても良い値位置ではあるが、イベントの結果やその他の指標によって94.0で反発せずにそのまま下落する可能性も充分にあり様子見ムードの強い状況となっている。
方向感のない中でもリスク回避志向はやはり根強く、いずれにしろロングは自重または長期的なポジション保有は避けたほうが賢明だろう。
21:30発表
・米 住宅着工件数(7月) 58.1万件 前回発表値:58.2万件
・米 建設許可件数(7月) 56.0万件 前回発表値:57.0万件
18:00発表
・独 ZEW景況感調査(8月) 56.1 前回発表値:39.5
・独 ZEW景況感現況(8月) -77.2 前回発表値:-89.3
・EU ZEW景況感調査(8月) 54.9 前回発表値:39.5
17日のNY株式市場では世界株安の影響でダウ平均186.06ドル安の9135.34ドルで引け、その後発表になった米CITグループの決算は16億2000万ドルの損失で1株当たり損失は4.3ドルとなったが、損失額が前期比で減少したことが好感されたと言えば好感されたところだろう。
これを受けての日経平均も軟調に寄りついたが終盤にかけて上昇し、前日比16.35円高い10284.96円で引けたというある意味サプライズな引けとなった。日経平均先物主導での引け間際の上昇ということで実体の伴う上昇だったかどうか多少疑問符のつくところだろう。
今夜の指標は夕方のZEW景況感指数と米時間入り前の住宅着工/建設許可件数と大きく2つだが、昨日急落したNYダウの行方しだいといったところ。
チャートではドル円は95.0または95.5を上限に94.0を下限にしてのレンジ模様だが、ユーロドルは短期ヘッドアンドショルダー示現、またポンドドルは3月中旬から継続していた中期の上昇トレンドを割り込んできており欧州系通貨が弱含んでいることがうかがえるチャートとなっている。
16時現在ではドル円が95.0を挟んでの動きとなっており、欧州時間から米時間ではロングは自重しショートのタイミングを計る待機策に徹するほうが賢明だろう。
21:30発表
・米 NY連銀製造業景気指数(7月) 12.08 前回発表値:-0.5
休み明けの日本市場で様子見ムードが強いかと思われたが先週の高値をからの利益確定の動きが先行し、日経平均は先週末比328.72円安の10268.61円と大幅に下落して取引を終えている。
イベントで見ると今朝の日本GDP発表では発表値反応ともに無難な動きとなっており、やはり日本の経済指標には反応薄というものを示している。
今夜の指標ではNY連銀製造業指数が予定されているものの、こちらも反応は限定的となるだろう。
依然としてリスク回避を意識してのポジション調整主体の動きとなるが、今日の不確定は時間未定ながらも予定されている米CITグループの決算発表。4度5度の延期の末の発表であり、あまりにも悪すぎるために市場へのインパクトが薄れるまで延ばしたのでは?と勘ぐりたくもなってしまうのは私だけではないだろう。金融系の1社であり、事業リースの最大手であるCITの先行きは下げ止まりから回復へ向かう米経済に影響を与えるには充分すぎる存在である。
また、時間未定というのも突発的な動きになりやすく対応がとりづらくなってしまうため、ポジション縮小を心がけるべきであろう。
22:55発表
・米 ミシガン大消費者信頼感指数(8月) 63.2 前回発表値:66.0
22:15発表
・米 鉱工業生産(7月) 0.5% 前回発表値:-0.4%
昨夜の米市場ではユーロと米ドルでは対照的な動きとなった。夕方に発表になったユーロ圏のGDPはマイナスではあるものの予想を上回る数字となり、また独メルケル首相からは「恐らく経済は底に達し、下落は終わった」と景気の底打ち宣言も出されたことで支援材料となった模様。一方のドルでは発表された米小売売上高が予想を下回り前回比マイナスとなり、また統計から自動車の売り上げを除いたカテゴリではさらに悪化したことも不興を買った。
結果的にリスク回避志向が強まり、ドル逃避からの円買いとユーロの若干の上昇となっている。
アジア時間を通して95円前半の動きとなっており、先週の雇用統計発表前の水準に戻った格好だ。こうなってくると雇用統計の好結果も印象が薄れ、逆に高値からの下落の方が目につきやすいチャートになっており、ここのところの上ひげの連続しての現示も補強材料ともなるだろう。
今夜は特に大きな指標の発表が予定されていないが、それだけにチャートが強く意識される展開ともなるため、ドル円の95円割れの可能性や相対的なユーロドル・ポンドドルの上昇を意識しながらの動きを心がけたい。
21:30発表
・米 小売売上高(7月) -0.1% 前回発表値:0.6%
・米 小売売上高/除自動車(7月) -0.6% 前回発表値:0.3%
18:00発表
・EU圏 GDP(2Q)前期比 -0.1% 前回発表値:-0.5%
・EU圏 GDP(2Q)前年比 -4.6% 前回発表値:-4.9%
今朝未明に発表されたFOMCの結果。詳細は以下となっている。
・FFレート(政策金利)は据え置き
・金利は低い水準を長期間維持する
・国債購入の規模は3000億ドルを維持、期間を10月末まで1ヶ月延長
・経済活動は安定しつつある
・金融市場はさらに改善した
・景気回復と物価安定のためにあらゆる手段を講じる
・経済活動は当面引き続き弱いが、景気刺激策が緩やかな回復を支援
特にサプライズというものではなかったが、注目の国債買い入れは10月末まで延長するというモラトリアムな内容。市場は発表直後にドル買いとなったもののすぐに戻し、特に大きな反応というものにはならなかった。
アジア時間ではリスク要因の一つであるFOMCをこなしたことでリスク選好となり反発模様。だが、夕方にはユーロ圏GDPを控えていることや日本ではお盆休み期間であることもあり動きは限定的となっている。また、このお盆休み期間中はドル円を中心に急落することがまま見られるためロングは短期での保有を前提にしたほうが賢明だろう。
各国政策金利金利一覧
2009年
青字は引き上げ
赤字は引き下げ
「↓」は据え置き
「-」は定例会合なし
日銀
FRB
BOE
ECB
RBNZ
RBA
BOC
SNB
1月
0.10%
0.25%
1.50%
2.00%
3.50%
-
1.00%
-
2月
↓
-
1.00%
↓
-
3.25%
-
-
3月
↓
↓
0.50%
1.50%
3.00%
↓
0.50%
0.25%
4月
↓
↓
↓
1.25%
2.50%
3.00%
0.25%
-
5月
↓
-
↓
1.00%
-
↓
-
-
6月
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
7月
↓
-
↓
↓
↓
↓
↓
-
8月
↓
↓
↓
↓
-
↓
-
-
9月
17日
22日
10日
3日
10日
1日
10日
17日
10月
14・30日
8日
8日
6日
29日
6日
20日
-
11月
20日
4日
5日
5日
-
3日
-
-
12月
18日
15日
10日
3日
10日
1日
8日
10日
2009年9月9日現在
18:30発表
・英 BOE四半期インフレリポート
-インフレ率は目標の2%に達しない公算、景気回復鈍い-
17:30発表
・英 失業率(7月) 4.9% 前回発表値:4.8%
今夜は既報どおり重要な指標が明日未明にかけて並んでいる。
17:30英失業率
18:30BOE四半期インフレ報告
27:15FOMC政策金利発表
英経済の回復低迷懸念がポンドの軟調さにつながっており、これがユーロドルの低迷の一因ともなっている。
また、今回以降のFOMCで注目されるのが9月前半に終了する見通しとなっている追加景気対策の行方。数ヶ月前から「出口戦略」というものが流行るようになっているが、そろそろ出口戦略というものを本格的に示さなければ見通しの不透明さに拍車がかかることになるだろう。
株価ではダウの下落のお追従で日経平均下落となっているが、今週になっての10500円乗せでの達成感とお盆前での手仕舞いで当然といえば当然の流れと言えるのではないだろうか。
10日のダウ平均は高値警戒からの下落で32.12ドル安の9337.95ドルで引けている。前日は特に大きな指標がなかったことで各国株価指数が強く意識され、前週末の米雇用統計の改善の影響で上昇していた各通貨は調整安の様相となった。
明けて本日11日は明日に重要指標を控えていることでの手控え感が市場を支配。英失業率、BOE四半期インフレ報告に加え明後日未明にFOMCが予定されているだけにやむを得ない状況だろう。また、今夜の指標での注目は21:30に予定されている米非農業部門労働生産性。四半期の統計で前回が前期比1.6%、今回が前期比5.4%と大きな伸びが予想されており、大事の前の小事とは言え結果次第では軽視できない指標となる。
上記の英失業率関係で注目されるのがGBP/USDの動向。ちょうど5ヶ月前の安値から上昇トレンドを形成しているが、昨日からの調整安でこの中期上昇トレンドライン割れ目前となっている。仮に失業率の悪化でこれを割り込むようだと先日のドル円のトレンドブレイクの際のような大動きになる可能性もあり、注意が必要だ。
先週末発表の米雇用統計では悪化というものが既定路線となっていたが、失業率が9.5%から9.4%へ、非農業部門雇用者数もマイナス24.7万人からマイナス46.7万人へとそれぞれ改善するという内容で久しぶりのサプライズ発表となった。
この結果市場ではドル買い一辺倒となり、年初来高値の101.40から続いていた下落のトレンドラインをブレイクしたことでさらに上伸し97円後半までの上昇となった。96.5ラインが前述高値後の安値との50%ラインでもあったことも大きな動きになった要因の一つだろう。
この上昇で90-95円のレンジから95-100円のレンジへの移行が指摘されているが、今年に入ってからの傾向として日足での下降トレンドブレイク後は小幅なレンジ相場が1週間ほど続き、その後下落というものが続いている。
このパターンで行くと今回も今週は揉みあいまたは小幅上昇来週は急落というシナリオにもなろうが、夏休み期間中でここ数年は時期的に円高に振れやすいということも季節柄支援要因となり得るかもしれない。いずれにしろ上昇はしているものの、いつ下落してもおかしくはない状況に依然変わりはなく、ドルの本格的な信認とまではいたっていないのが実情であり、一部では今回の雇用統計の改善が一時的なものであるという見方があり来月の雇用統計まで見てみないことには、といったところだろう。
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他のブログでの今回の見方はこちら
信託保全サービス開始!
21:30発表
・米 失業率(7月) 9.4% 前回発表値:9.5%
21:30発表
・米 非農業部門雇用者数変化(7月) -24.7万人 前回発表値:-46.7万人
ECB・BOEともに金利据え置きを発表。こちらは予想通りというか予定通り。しかし、その少し後に発表になった米新規失業保険申請件数は僅かではあるが悪化し雇用情勢の深刻さをうかがわせる結果となった。
そしてトリシェECB総裁の会見。「見通しは不透明なままだが経済の縮小ペースは鈍化」「インフレ未見通しは抑制されたまま」とこれまでと変わらず。しかし、質疑応答で金利の最低水準への言及があり、「金利について最低水準かどうか議論しなかった」とのこと。
利下げ打ち止めという明確な出口戦略ではなく、真逆の利下げを連想させるものとなりユーロドルとドル円が95.80の壁に阻まれての下落と同調したクロス円の下げと相まってのユーロ円が軟調となっている。
この質疑応答の中でイタリアに関して発言があり「金のリザーブに関するイタリアの決定は懸念」「ECBはイタリアの決定に反対する」とユーロ圏での内紛模様。公式会見で懸念を表明されたイタリアの対応にも注目が集まる。
明日は雇用統計。今日以上の波乱があると思って臨むべきだろう。
統計月 ADP雇用統計 労働省雇用統計
2008年
4月 +1.0万人 -2.0万人
5月 +4.0万人 -4.9万人
6月 -7.9万人 -6.2万人
7月 +0.9万人 -5.1万人
8月 -3.3万人 -8.4万人
9月 -0.8万人 -15.9万人
10月 -15.7万人 -24.0万人
11月 -47.2万人 -53.3万人
12月 -69.3万人 -52.4万人
2009年
1月 -52.2万人 -59.8万人
2月 -69.7万人 -65.1万人
3月 -74.2万人 -66.3万人
4月 -49.1万人 -53.9万人
5月 -53.2万人 -34.5万人
6月 -47.3万人 -46.7万人
7月 -37.1万人 8/7 21:30発表
昨夜発表のADP雇用統計は、毎月の雇用統計の2日前に発表になるもの。
雇用統計の「非農業部門雇用者数変化」が米労働省が統計・発表を行っているのに対しADP統計は民間の統計で集計の仕方も調査方法も違う、ということは過去に触れたとおり。
しかし、調査方法は違えども似たような結果になるというのも事実。両統計に相関関係は少なからずあるだろうということで今回の雇用統計も前回からの相違と同時にADP統計との乖離も重視されるのではないだろうか。
・23:00発表
・米 ISM非製造業景気指数(7月) 46.4 前回発表値:47.0
21:15発表
・米 ADP雇用統計(7月) -37.1万人 前回発表値:-47.2万人
アジア時間ではドル売り傾向のまま推移し、欧州時間を経て米時間入り直前に発表になった個人所得が弱い結果となったことで低調なままかと思われたが、23時発表の中古住宅販売保留が+3.6%と予想以上に強い結果となり一時95円半ばまで上昇した。これを受けてNYダウも堅調に推移。終値ベースでの年初来高値を更新し昨年11月以来の水準となる9320.19ドル、前日比33.63ドル高で引けている。
日本市場で順当にNYを受けての動きになるとすれば日経平均上昇での10500円とドル円96円へ同時にトライということになるが、日経平均は素直に反応してもドル円の96円乗せというものには疑問符が付くのではないだろうか。
ドル円では7月の初めに大きな下落を経験しているが、その下落からの戻りとなる上昇トレンドラインを昨日の下落で割り込んでしまっている。割り込んだ後に前述の中古住宅販売保留の好結果があったために下ヒゲのみで戻ってしまっているが、チャートの印象の悪さは否めない。
この大きな下ヒゲで買い意欲が強いと見るか、上昇トレンドラインブレイクが重要と見るか判断の別れるところだが、ヒゲで見るとデイリーでは95.4以上はヒゲのみとなっており売り意欲も弱くないことも示しているチャートとなっている。総じて94.5から95.5または94.0-96.0のレンジ相場と捉えることができ、これを次にどちらに放れるかに注目が集まる。
今夜はADP雇用統計の発表が予定されているが、これが動意付かせるきっかけになるのではないだろうか。
ご存知のようにこのADP雇用統計、今週金曜発表の米雇用統計のうち非農業部門雇用者数変化の先行指標となっている。FRB議長や米大統領はじめ政府要人から失業率悪化が示されており、既定路線となっていることで多少の失業率の悪化では反応しづらい状況にあるため、普段よりも非農業部門雇用者数変化の注目度が増している状況。必然的にADP雇用統計の注目度も増していると考えて臨むべきだろう。
23:00発表
・米 ISM製造業景気指数(7月) 48.9 前回発表値:44.8
先週末に発表されたIMFの対米年次レポートでは主に以下4つの点が指摘されている。
・景気の急激な落ち込みは終わった
・景気回復はゆっくりとしたペースになる可能性が高い
・回復腰折れであれば金融・財政出動などの追加刺激策が必要
・ドルは過大評価されている
このうち「市場でのドルの過大評価」というものが強く意識され、先週の動きと比べてドルの修正安となっている。
今夜はISM製造業景気指数が発表される程度で大きな動きにはなりにくいが、明日発表のRBA政策金利には金利引き上げの噂が少なからずあり、金利動向の行方によってはひと波乱あるかもしれない。NY原油が71ドルに乗せてきており、資源国通貨としても豪ドルは注目だ。
また、この指標をこなしても水・木・金と重要な指標が並んでおり、特に金曜は大本命の米雇用統計。失業率の悪化は要人発言にもあるとおりで既定路線になっているが、同時に発表される非農業部門雇用者数変化が今後の動向と雇用情勢を占う指標になるだけに注目される。