2009年10月31日

米CIT破産法適用申請の可能性高まる

 昨夜の米指標ではシカゴ購買部協会景気指数とミシガン大消費者信頼感指数がともに好調で、シカゴ購買部協会景気指数にいたっては好悪判断の分かれ目となる50を上回る54.2と大幅に改善。この数字は2008年9月以来1年1ヶ月ぶりの高水準となっている。
第3四半期GDPも好調で雰囲気的にも数字の上でもリーマンショック前のものまで回復期待が高まっていたところで、米CITが数日中に破産法の適用を申請するとの報道で二番底への懸念が再度高まり金融商品全体がリスク選好からリスク回避へと一気に転換。
未明から早朝にかけてダウは249ドル安と大幅安となり、債券や商品市況も軒並みポジション解消で全面安の様相となった。
一部報道ではCITの破産法適用申請が早ければ明日11/1にも、とされており月曜早朝の取引開始時から不安定な動きになることも予想される。
また、チャートの波形だけを追って見ると、昨年の安値87.1と今年の安値同じく87.1の間で高値をつけた期間の波形と今回の安値88.0と高値92.3まで上昇した波形とが似通っており、市場心理としては同様の二番底への懸念半分期待半分といったところだろう。

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2009年10月30日

カナダ GDP 発表

 21:30発表
・カナダ GDP(8月) -0.1% 前回発表値:0.0%

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米 9月個人所得 発表

 21:30発表
・米 個人所得(9月) 0.0% 前回発表値:0.2%

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EU 失業率 発表

 19:00発表
・EU 失業率(9月) 9.7% 前回発表値:9.6%

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来週にかけてのレンジと今週末。

 昨夜の米GDPは5四半期ぶりのプラス成長となり、米経済に薄日が差してきていることを裏付ける結果になった。ドル円は素直に上昇、ユーロやポンド、豪ドルは商品高を背景に堅調で結果的に円の独歩安の展開になっている。
しかし、高値91.60水準から徐々に軟調になり15時すぎに90.80まで下落後いったん回復し91円を挟んでの動きとなっている。
週末であり月末であり、来週にはRBA金利、FOMC、ECB金利BOE金利に米雇用統計と大きな指標が連続していることから今日までにポジションの調整を済ませておこうという動きで不安定になることも考えられるだろう。
その中にあってどこでトレンドが出てくるかとなると、92.50超えでの円安傾斜か90.20割れでの短期のヘッドアンドショルダー形成での下落かというシナリオが想定されるのではないだろうか。
いつも以上にレンジの上限下限と短期的なポジション取りを意識しながらの今週末となる。
ただし、波乱を演出しそうなユーロ圏の雇用統計(19:00)には要注意。事前予想では悪化する見込みだが、昨日の独雇用統計は大きく改善を見せており予断を許さない状況だ。

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2009年10月29日

米GDP発表直後の動き

 注目の米第3四半期GDPは前期比年率3.5%(予想3.2%)と非常に強い結果に。
個人消費も3.4%と好調で、週明けから芳しくなかった指標の動向からの反動もありドル円は大きく上昇。
EUR/USD、GBP/USDも同調した動きを見せ、結果的に円が最も売りこまれることとなった。
 ドル円は日本時間午前に90.50を割り込んだことで軟調に推移していたが、GDP発表前の90.70水準から発表直後には91.10水準へと急伸。
その後91.50手前まで上昇するものの利益確定の売りに押されて22:30現在91.20前後で推移している。
 NYダウや商品市況も好況でドルの支援材料になりそうだが、GDP発表直後の急伸で一度サポートされた91.0や91.1というものが意識されながらの動きになるだろう。

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米 GDP 発表

 21:30発表
・米 GDP(3Q) 3.5% 前回発表値:-0.7%

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EU圏 消費者信頼感ほか 発表

 19:00発表
・EU 消費者信頼感(10月) -18 前回発表値:-19
・EU 経済信頼感(10月)  86.2 前回発表値:82.2
・EU 鉱工業信頼感(10月) -21 前回発表値:-24

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独 失業率 発表

 17:55発表
・独 失業率(9月) 8.1% 前回発表値:8.2%

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NZ中銀金利発表、声明でやはりひと波乱

 今朝発表されたNZ中銀政策金利は2.50%での据え置きということで市場コンセンサスどおりの結果となったが、声明文「急いで利上げをする必要はない」との認識が示されたことで大きなインパクトになりNZドルが急落。「NZドル高が輸出に制限を与える」との認識が示されたことでNZドル安歓迎と受け止められたこともNZドルの下落に一役買っている。
しかしながら、声明では同時に「2010年下半期まで政策金利を変更しない可能性」と示されたことで追加利下げの否定も打ち出されており、実質的には目先の利上げの否定と中期的な利下げの否定という両方の意味合いを持った声明と言えるだろう。
NZドル/円では下落を見せたものの9月初旬の安値と先週末10/23の高値との38.2%ラインでサポートされており、ここからの動向と来週11/3のRBA政策金利も絡めた動きが注目されるところだ。

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2009年10月28日

RBNZ金利決定直前、直近の各種指標

  明日の早朝6時に発表になるNZ準備銀政策金利。前回9/10での会合では据え置きとの決定であったものの、隣国RBAが今月利上げを行いNZ中銀も追随するかどうか注目されるところ。
9月の決定会合以降、関連指標の状況は以下。

9/10 RBNZ政策金利決定会合(据え置き)
9/11 食品価格 前月比 -0.9%
9/14 小売売上高指数 前月比 -0.5%
9/23 GDP 前期比 0.1%
10/6 NZIER企業景況感3Q 前月比 36
10/13 小売売上高指数 前月比 +1.1%
10/14 AONインフレ期待 1.6%
10/15 食品価格 前月比 -0.7%
10/15 消費者物価3Q 前期比 1.3%、前年比 1.7%
※7/16 消費者物価2Q 前期比0.6%、前年比 1.9%
10/21 NZ中銀ボラード総裁「NZドルの上昇は必ずしも利上げの障害にならない」

10/29 06:00 RBNZ政策金利発表

 以上の流れとなっている。(2Qや3Qとないものは最新統計月の数値)
消費者物価やインフレ期待指数は低くないが、足元の食品価格や小売売り上げが強まっているとはいえず、短期的にはほぼ横ばいで抑えれていると見ていいのではないだろうか。
今年もう1度12/10に政策金利の発表を控えており、今回は据え置きで次回以降に利上げをしても遅くはないと考えることもできるだろう。
21日のボラード総裁の発言が気になるところではあるが、今次会合では据え置きで次回以降の利上げに多分に含みを持たせた声明になるのではないか、と想定している。

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ドル円下落、サポートはどこに?

 先週末からドル円は92円を挟んでの動きとなっていたが、高値92.30付近から昨夜の消費者信頼感指数とリッチモンド連銀指数の悪さから下落し91円割れ目前での動きとなっている。
ここからのさらなる下落があるかどうかが焦点になるが、明日の米GDPを前にしては動意薄にならざるを得ないということを考えないということを前提にテクニカルのみで見ていきたい。
テクニカルで意識されるのは大きく2つあり、まず1つめはトレンドライン。10/7の安値88.0からの上昇のトレンドライン、これだけはチャート上に置いておきたい。1時間、4時間、デイリーとサポートになっている様子を見ることができ、現状ではこれが最も強く意識され得るラインとなるだろう。
もう1つは半値戻しのラインのサポート。直近の安値は90.05付近であるが、その前の安値は88.80(10/14)付近。その間の高値は10/16の91.30であり、この3点の間での動きを見ると安値から高値を経て半値戻しの90.05で下げ止まり再度上昇に転じて92.3(10/27)まで上昇というのが現状であり、90.05を基点にしての92.30との半値は91.17にあたる。このポイントまたは下に若干移行して91.0というのが第一のサポートになり得るのではなだろうか。
前者のトレンドラインで見ると90.70-80程度になり、両者を割れた90.50まで下落となると短期でのトレンド転換を疑うべきだろう。

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2009年10月23日

英 GDP 発表

 17:30発表
・英 GDP/前期比(3Q) -0.4% 前回発表値:-0.6%
・英 GDP/前年比(3Q) -5.2% 前回発表値:-5.5%

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独 IFO景気動向 発表

  17:00発表 ドイツ指標
・IFO景気動向(10月) 91.9 前回発表値:91.3
・IFO現況評価(10月) 87.3 前回発表値:87.0
・IFO予想値 (10月) 96.8 前回発表値:95.7

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さあ、英GDP

 昨夜の指標では新規失業保険申請件数が若干悪化したものの、景気先行指標総合指数が事前予想を上回る前月比1.0%となりNY株を中心に堅調に推移。
 この効果でドルが強含んで上昇という流れにはならずドルの下支えという効果で働いたが、これはドル円に関してのみ。他通貨では逆にドル安となっているが同様の見方をすれば下支え効果になっているとも見ることができるのではないだろうか。
 幾らわるくなっても基軸通貨のアメリカといったところか。
 今夕17:30に待ちに待ったという感で英GDPが発表になる。
 この結果次第で全通貨的に生じている雰囲気的な上昇が是正されるかどうかということになってくるが、GDPが多少弱いくらいでは逆に追い風になりさらにもうひと伸びという結果になるシナリオも想定して臨むべきだろう。
 指標発表の前に予断は禁物だが、個人的にはGDPは多少良いか事前予想より多少悪くても売り材料にはなりにくいのではないかと考える。

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2009年10月22日

新規失業保険申請件数

 21:30発表
・米 新規失業保険申請件数 53.1万件 前回発表値:51.4万件

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いよいよ明日英GDP

 昨日までの米金融企業の第3四半期決算では好業績を維持しているものと低迷しているものと二極化の様相となっている。公的資金を全額返済しているかが好業績かどうかの分かれ目になっているが、同時に好業績のグループでも株式や債券の売買益が業績押し上げに貢献した格好で銀行業務の不振が浮き彫りになったと言えるだろう。
本日は主要企業の決算発表もなく、指標も23時の米景気先行指標総合指数までは動意薄またはドル円91.60までの間でのポジション調整中心で推移する可能性が高いが、明日に英第3四半期GDPの発表を控えていることでも手を出しづらくなるのは当然といったところか。
その91.60を抜けると節目となる91.80が意識されてくる展開となるが、さすがにその91.8までを一気に抜けてくるということは手がかり難また動意薄の中では考えにくくしばらくはターゲットであり抵抗線でもあるという大きなラインになる。

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2009年10月20日

カナダ 政策金利発表

 22:00発表
・カナダ BOC政策金利 0.25%
※据え置き

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米 住宅指標 発表

 21:30発表
・米 住宅着工件数(9月) 59.0万件 前回発表値:59.8万件
・米 建設許可件数(9月) 57.3万件 前回発表値:57.9万件

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トレンドラインを引いてみよう。

 午前のRBA議事録の開示で「低金利は最早必要でない」とこれまでのコメントを肯定してさらに後押しする内容となったが、さすがにこれまでの上げ疲れが出たのと高値警戒感で午後にかけて豪ドルが下落。しかし、商品高を背景に下落後も買い支えられような動きになっており堅調さをうかがわせる展開となっている。
ドル円に関しては午後から夕方にかけて90.0割れ目前まで下落したものの安値90.06で下げ止まりを見せ、豪ドルと同様に反転し19時現在90.30前後での推移となっている。
 先週なかばに日足トレンドラインをブレイクしたドル円だが、ブレイク後の勢いがなく、再度下値の支持線となる日足トレンドラインまでの下落をも視野に動いている状況と言えるだろう。
現在の長期・中期・短期トレンドラインを引いたチャートは以下。(クリックで拡大)


 つまり長期は4月の101円台からの下降トレンドを継続しているが、中期では8月高値97円後半から継続していたものをブレイク、ブレイク前の安値から上昇してきているトレンドラインが支持線として意識されやすいチャートとなっている。年単位で見ると大きなペナント形成状態であり、次の長期トレンドが出来てくるにはどちらかのブレイクが条件になってくるだろう。

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2009年10月19日

今週のターゲットは金曜英GDP

 今週は金曜に英GDP発表という大きな指標が控えていることでそれに向けての動きが中心になってくる週となっている。
 先週末にかけてのドル高とポンド高からの調整地合が強く、上値がどこまでかを探りつつ先週までの急伸の分を埋めてきており下値固めか上値を探るのかトレンド転換を見極める週になりそうだ。
ドル円に関してトレンドラインを引くと現状では8/7高値と9/21高値を結んだ下降トレンドをブレイクし、10/7と10/8それぞれの安値を結んだ上昇トレンドラインがサポートになっているというのが現状の中短期のトレンドラインになるだろう。この両端、つまりこの間の高値と安値でのフィボナッチ23.6%が90.3にありサポートとなるトレンドラインとともにこのラインも意識されるのではないだろうか。

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2009年10月17日

来週のドルは上値を試す展開か

 日本時間の夕方に91.0を超えてきたドル円、欧州時間中はほぼ91.0を維持して過ごしての米時間入りとなった。昨日からの上昇での過熱感と利益確定の売りが出て91.30付近で上値を押さえられ、91円を挟んでの揉み合いとなっている。
 来週に向けては再度の上値追いか下値を探る展開か見方が別れるが、やはり今週半ば日足でのトレンドラインを上抜けた影響は大きく、またNYダウが好調なことも追い風になっており下げにくくなっているのではないだろうか。
 また、来週以降は各国の第3四半期GDPが続々と発表されるため、景気刺激策の効果測定の意味合いでも注目が集まるところ。

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2009年10月16日

米 ミシガン大消費者信頼感指数 発表

 22:55発表
・米 ミシガン大消費者信頼感指数(10月) 69.4 前回発表値:73.5

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米 ミシガン大消費者信頼感指数 発表

 22:55発表
・米 ミシガン大消費者信頼感指数(10月) 69.4 前回発表値:73.5

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2009年10月15日

ドル円上昇!

 ダウ終値で10000ドルを回復したことがちょうど1年前の水準まで戻ったということで楽観ムードが広がったのかドル円の上値が軽くなっている。
 クロス円も当然ながら同様に上昇しており、ポンド円に至っては今日だけで4円超の上昇の大動き。
昼過ぎから下げにくくなっていたものが夕方以降出された指標がことごとく良く、米金融大手の決算も好結果ということで勢いづいた格好だ。
 これより上のラインで意識されるのは9/25の90.80、9/24の91.6、そして9/21の92.5と並んでいる。

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米 フィラデルフィア連銀指数 発表

 23:00発表
・米 フィラデルフィア連銀指数(10月) 11.5 前回発表値:14.1 

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2009年10月14日

FOMC議事録に注目

 昼過ぎに発表された日銀政策金利は予想通り据え置きとなったが、これは他にに選択肢がなく今回の発表自体に大きな意味合いはないと言っていい。
その後の白川総裁の記者会見の注目度が高まっていたが、結局目新しいものがなく肩透かしとなったものの直後の財務副大臣の記者会見で「藤井財務相は円高が良いと言っているわけではなくすぐに介入すべきではないというのが考え」との発言がなされ俄かに円高模様に。
今朝未明の米FRBコーン副議長の発言直後に乱高下が起こったように、材料難のなかで要人発言が重視される展開となっている。
 このあと15日3時にはFOMC議事録の開示が予定されているが、先日のバーナンキ議長発言には「回復が定着すればインフレ防止のため引き締めが将来必要になる」とあり、回復見通しとインフレ見通し、それに労働市場の見通しとそれに関連しての利上げ時期の類推が焦点になってくるだろう。

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今日は指標の日!

 NY時間のドル円は89.6で始まり89.6で終わるという、結果だけ見ると何も変わっていないという展開。
コーンFRB副議長の発言に端を発した乱高下はあったものの、力強い上昇に至ることなく戻ってきてしまった。早朝に発表された米インテルの決算は事前予想を上回るものとなってはいたが材料探しの市場を満足させるほどのものではなくほぼ無反応となっている。
しかし、日中から今夜にかけては日銀政策金利発表、英雇用統計、JPモルガン決算(発表時間順)と予定されており、日付が変わってからは27:00にFOMC議事録の開示も控えているという指標ラッシュの日。
 どれも気になる指標ということでその時間ごとに区切ってポジション管理をするのが理想ではあるが、個人的に最大の注目は日銀の政策金利だ。各国高官から金融緩和策の出口戦略について論じられるようになってきていることで、日本も足並みを揃えるという意味で何らかの発言出てくる可能性もある。
日銀発ではなくてもリップサービスの好きな藤井財務相のこと、政府発という可能性もありそちらの方が期待できるかもしれない。

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2009年10月13日

NY金、史上最高値更新

 日米ともに休場明けとなった13日の市場、午前のアジア時間ではやはりアメリカ休場の雰囲気そのままに低調な動きとなった。
欧州時間入りとなっても英消費者物価指数やZEW景況感といった指標が予定されていることで出だしは低調に。
そうした中でのトピックは英消費者物価指数とNY金価格だろう。
 BOEが政策としてインフレターゲットを置いているのは知られているが、その数値目標として打ち出されているのが2%±1%というもの。
今回の英消費者物価指数はこの下限に近づく前年比1.1%というものであり、結果的に来月終了予定の資産買取プログラムの継続と規模拡大を意識される結果となった。
しかし、ポンドに関しては明日に9月雇用統計の発表を控えておりこれを見極めてから動こうという向きから影響は限定的となっている。
 他方、NY金に関して。市場最高値となる1069.70ドルを付け、金-ドルの相関と米ドルから資源国通貨への資金流入が同時に意識されており米ドルの上値の重さにつながっている。
同時にNY金では高値警戒感が徐々に台頭してきておりいつ崩れてもおかしくない状況ではある。そうなるとドルにとっては支援材料になり得るため、なんとも悩ましい89.50-90.0になっている。

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コロンブスデーでも株式と商品市場は活況

10月12日はコロンブスデーでアメリカでは休日。しかし、銀行取引と為替、債権は休場となるものの株式や商品市場は取引が行われているという日本ではまず考えられない変則的な休日となった。
その取引のあった主要市場の価格は以下。
・NYダウ 9885.80ドル +20.86ドル
・WTI原油 73.27ドル +1.58ドル
・NY金  1057.50ドル +8.90ドル
 しかし、やはりそこは休日ということでNY時間では大きく同意付かず。金価格の上昇などで上値を押さえられる中要人発言でさらに軟調になる展開となった。
意識されたのはセントルイス連銀ブラード総裁の発言。ブルームバーグのインタビューで語ったということで公式会見の席上ではないというのが気になるところではあるが、以下の一言がさらに気になる。
「失業率の低下が利上げへの前提条件となる」というもので、10月1日にはバーナンキ議長から出された「失業率をさらに低下させるほどの経済成長は見込めない」との発言を総合すると利上げの時期がまだとの認識が米高官の間で持たれているということになりドルがの上値の重さに繋がっている。
ブラード総裁はFRBの理事ではない(Alternate Member)ため影響が限定的になったとの見方もあり一概には論ずることは出来ないかもしれないが、雇用情勢の回復を待たずに利上げをすると表明し実際に利上げを行ったRBAとは非常に対照的な姿勢が浮き彫りになった。

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2009年10月12日

ドル円、トレンドラインブレイク!

 今日はコロンブスデー。名前から想像もしやすいが、コロンブスがアメリカ大陸を発見した日ということで毎年10月の第2月曜をこの日に充て国民の休日としている。
ただし、株式は通常通りに取引が行われているのでご注意を。動意薄にはなるだろうが、大きなニュースがあれば全体的な影響が出てくることは充分考えられる。
 と、そういう今日は日本も体育の日で祝日と朝から市場参加者の少ない日となった。こういう時に得てして動くのが今の為替相場。電子取引の恩恵といったところだろう。
先週末に90円手前で終わっており、8/7につけた97.8の高値から2ヶ月継続してきていた日足での下降トレンドラインブのレイク目前となっていたが、午前中にあっさりとこれを超えてくると90.40超まで上昇。その後は90円を挟んでの動きに終始している。
今夜にかけてはこの上昇分への利食いが出て戻すのかトレンドラインの上抜けの勢いそのままに上昇するのかが注目されるが、上昇を続ける金や原油といった商品価格の騰落も気になるところ。
この商品高と関連するが、今週は米金融企業の決算が後半にかけて複数予定されていることで、その結果次第では先日のバーナンキ議長の発言「景気回復が定着すればインフレ防止のため引き締めが必要になる」というものを後押しすることになり、米ドルの騰勢が確定的となる可能性も充分に考えられるだろう。

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2009年10月09日

次に意識されるは89.40

 昨日発表になった豪雇用統計では事前予想を大幅に上回る好結果となった。失業率は5.8%から5.7%へ、新規雇用者数は2.7万人減から4.6万人増となり豪ドルが急上昇。
対ドルでその上昇が顕著で、1年2ヶ月ぶりに0.90を回復してきている。背景には豪ドル買い米ドル売りのキャリートレードとそれを加速させるRBAの追加利上げ期待の存在があり、これが根強い人気と上昇になっているといえるだろう
 ドル円に関しては前回の88.20と88.60を結んだトレンドラインを上抜けるかどうかで情勢が変わってくるが、仮に抜けても直近高値89.40が強く意識される展開が予想される。
 来週にかけては月曜日が日本とアメリカで祝日にあたり流動性の低下が予想されるなかで大きな指標もないが、流動性の低いときに大動きということは過去にもありより注意が必要だ。

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2009年10月08日

豪 雇用統計・新規雇用者数 発表

 09:30発表
・豪 新規雇用者数(9月) +4.6万人 前回発表値:-2.71万人

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豪 雇用統計・失業率 発表

 09:30発表
・豪 失業率(9月) 5.7% 前回発表値:5.8%

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薄氷の88.0

 9/28の安値88.20以降、10/2の雇用統計後の下落でも88.60までであり、今週に入っても壁となっていた88.60を昨日はあっさりと下抜けし、その勢いのまま前回の安値88.20も突破。
約8ヶ月ぶりの安値となり88円割れ目前というところまで下落した。その後は安値からの買いとショートカバーの買いが交錯し急戻しを演じ89.40まで上昇したもののやはり本格的な上昇とはならず。
再度の下落となり88.50付近での揉みあいでアジア時間入りとなっている。
 やはりアラブ諸国が原油決済にドルを使用しないことを協議中という憶測のような噂のような確証のない状態で疑心暗鬼を呼び、ドル離れと傾斜している中で藤井財務相から「円相場は極度に異常ではない」とのコメントが出されたことでこれが引き金になったような感がある。
直近の安値88.20を抜けたことで、年初来の安値である87.10付近も視野に入ってきている状況。
これからアジア時間中には豪雇用統計があり、この結果次第では豪ドル買い米ドル売りという流れからのドル売り再加速ということも考えられる。
夜には欧州両中銀の金利発表とECBトリシェ総裁の会見も予定されており、いつ88.0の底板を踏み抜くか気の抜けない1日になりそうだ。

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2009年10月07日

日本 景気指数 発表

 14:00発表
・日本 景気先行指数CI(8月) 83.3 前回発表値:82.5
・日本 景気一致指数CI(8月) 91.4 前回発表値:89.8
 
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動意薄。日経平均は前場続伸。

 アジア時間では日経平均が6日のNY株式市場の好調さもあり午前中の終値9778.25円の前日比86.45円と続伸。昨夜のNY先物市場で金先物が市場最高値を更新したこともあり金融関連商品が活況を呈している。
 しかし、ドルが振るわない。昨日のアラブでのドル建てでの取引廃止検討報道と豪準備銀の利上げによるドルキャリー再加速でのドル売りの影響を脱しきれていないのが現状だ。ドルの信認にかかる問題でもあり、同じ視点では明日予定されているBOE・ECB金利発表とその後のトリシェ総裁会見で明確な出口戦略の話や早期の利上げ示唆という話が出ればさらなるドル安もあり得るだけに、明日夜までは90円の壁どころか安定的な89円台というのも難しくなってきている。
 それ以前に今夜のEU圏GDP発表次第という面も少なからずあり、やはり動意薄となるだろう。
ドル円デイリーチャート上では88.60近辺での反発が先週末と今朝と2度確認されており、これが当面のサポートとなるだろうが、トレンドライン上では下降トレンド継続中であり、また短期ではペナントを下抜けしているということでやはり下値を探りながらの展開が強く意識される。

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英 ネーションワイド消費者信頼感指数発表

 08:01発表
・英 ネーションワイド消費者信頼感 71 前回発表値:63

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2009年10月06日

RBA 利上げ!

12:30発表
・RBA政策金利 3.25%
※0.25%の利上げ

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上値重いドル

 週明け5日のNY株式市場は先週末の反動からか112.08ドル高の9599.75ドルと上昇して引けている。
ドル円ではISM非製造業景気指数の好結果があまり反映されなかったが、株価の面では少なからず好影響をもたらしたと言えるだろう。
ドル円に関しては、各景気指標は好結果が続出しているものの、先週末の雇用統計が重石になり上値重く推移し90.0が大きな壁となっているが、これを越え90.30を突破するような場面があると値動きも軽くなってくるのではないだろうか。
また、足元の指標は明るいものの長期的な期待感には至っておらず、豪ドルやNZドルといった高金利通貨買いで円や米ドルといった低金利通貨売りといういわゆるキャリートレードの影響が大きく、これがドルの鈍さにつながっている。

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2009年10月02日

米 雇用統計 失業率 発表

 21:30発表
・米 失業率(9月) 9.8% 前回発表値:9.7%

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米 雇用統計 非農業部門雇用者数変化 発表

 21:30発表
・米 非農業部門雇用者数変化(9月) -26.3万人 前回発表値:-21.6万人

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雇用統計までのドル円とCITグループ。

 日経平均は大幅安の246.77円安の9731.87円で引けているものの、やはり米雇用統計の前では引け後のドル円も大きな動きにはならず。89.30から89.50の非常に狭いレンジでの動きとなっている。この下限89.3は直近の高値90.40と安値88.20での50%ラインにあたり、また89.50は昨夜のペナントブレイク後に再度ペナント形成模様であり、現在のペナントの頂点が89.55付近となっている。今夜の指標までは市場の様子見ムードと相まってこれらが強く意識される展開となる可能性が高い。
 今朝の日本の失業率は改善が見られているが、米雇用統計の更なる悪化が見られた場合には景気回復の腰折れが再度台頭してくるのではないだろうか。
 これとは別に米CITグループの破産法申請の噂が可能性程度ではあるものの俄かにでてきており、今夏の同グループ第2四半期決算の際に破綻懸念の高まりが意識された経緯から、今後の動向次第で市場に影響を及ぼすことも考えられる。

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失業率改善!

 今朝発表された日本の失業率は5.5%と事前予想を上回り、米雇用統計前の手がかり難の中ではサプライズと言える内容となった。この結果を受けて円買いが優勢になる場面も見られたが、日経平均株価が1日のNY株式市場の大幅安を受けてその流れは結局是正されてしまった。やはり今夜の米雇用統計を目前にしての様子見ムードが市場を支配しているといえる。

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2009年10月01日

米 個人所得 発表

 21:30発表
・米 個人所得(8月) 0.2% 前回発表値:0.0%

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ADP雇用統計と労働省統計比較 2009.10

統計月 ADP雇用統計 労働省雇用統計
2008年
4月   +1.0万人    -2.0万人
5月   +4.0万人    -4.9万人
6月   -7.9万人    -6.2万人
7月   +0.9万人    -5.1万人
8月   -3.3万人    -8.4万人
9月   -0.8万人    -15.9万人
10月  -15.7万人    -24.0万人
11月  -47.2万人    -53.3万人
12月  -69.3万人    -52.4万人
2009年
1月   -52.2万人    -59.8万人
2月   -69.7万人    -65.1万人
3月   -74.2万人    -66.3万人
4月   -49.1万人    -53.9万人
5月   -53.2万人    -34.5万人
6月   -47.3万人    -46.7万人
7月   -37.1万人    -24.7万人
8月   -29.8万人    -21.6万人
9月   -25.4万人  10月2日 21:30発表

 昨夜発表のADP雇用統計は、毎月の雇用統計の2日前に発表になるもの。また、雇用統計の「非農業部門雇用者数変化」は米労働省が統計・発表を行っているのに対しADP統計は民間の統計で集計の仕方も調査方法も違う、ということで単純な比較はできないものの目安とすることはできるだろう。
 明日発表の非農業部門雇用者数変化は事前予想で前月比-18.7万人と大幅な改善が予想されているが、昨日のADP統計では前月比-20.0万人予想のところを上記のように-25.4万人と大幅な悪化となったことが停滞からのドル売り傾斜の呼び水と結果的になっている。果たして。

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EU圏 失業率 発表

 18:00発表
・EU圏 失業率(8月) 9.6% 前回発表値:9.5% 

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ペナント形成、さてどちらに?

  まずは昨日の米指標のおさらいから。
米 ADP雇用統計-25.4万人 (予想:-20.0万人)
米 GDP修正値 -0.7%   (予想:-1.0%)
米 シカゴ購買部協会景気指数 46.1 (予想:52.0)

 昨夜の市場では米指標の好悪に左右される展開。上記指標は上から時系列で並べたものだが、飛び石のように嫌気されるような材料が出て結局はドル売りに傾きGDP修正値改善というインパクトは薄れてしまった。
今日の日本市場では日経平均株価が2ヶ月ぶりに1万円割れとなり円高の影響が如実に反映されているといえる。
また、日経平均の大引け直前にはユーロが急落。欧州委員から「G7に向けた準備のためにユーロ高について討議」との発言が大きく意識された。
今夜にかけては昨日と同様に米指標の重要なものが並んでおり指標次第という面が強くなるだろうが、明日に米雇用統計が控えており様子見ムード強く推移しよほどの強いまたは弱い指標でない限りは狭いレンジ内での動きに終始する可能性が高いのではないだろうか。
 ドル円に関しては直近の下降トレンド起点である先週月曜の高値92.50付近と戻り高値の9/25未明の91.60付近を結んだトレンドラインの抵抗が目前に迫っており、逆に安値88.2から上昇のトレンドラインの支持線も意識されるいわゆるペナント形成状態。
これをどちらに抜けるかにも注目が集まるが、両トレンドラインの交差点である90.05付近を中心に行ったり来たりという展開でテクニカル的にもやはりレンジ形成を示唆するものとなっている。

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