2010年02月24日

米消費者信頼感悪化で米時間軟調、今夜注目は議会証言

 昨夜の大きなトピックは米消費者信頼感指数。46.0(前回55.9)と市場予想55.0の中だったこともあり嫌気され一気にドル売りへと傾くことに。90.70-80程度で推移していたものが一時90円割れまで下落した。
また、ホワイトハウスが銀行規制強化のいわゆる「ボルカールール」を緩和することはないと表明したこともダウの下落とともにドルの重石となった。これに関連した言及があるかどうかも含めて今夜のバーナンキ議長の議会証言の注目度がさらに高まったと言えるのではないだろうか。
 ユーロ圏リスクも噴出。ECB専務理事が「ユーロの下落は完全に不当なものとは言えない」と発言したり、ギリシャ国内銀行の格付けが引き下げられたりとネガティブな材料が次から次に発信され124円前後だったユーロ円は122円前後まで下落した。
米リスク再燃、ユーロリスクが依然として気の抜けない状態であることが浮き彫りになったNY時間だったといえるが、こうなるとやはり指標前や要人発言の予定前は小動きにならざるを得ず、今夜もバーナンキ議長議会証言まではジリジリとした展開が続きそうである。

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2010年02月23日

相変わらずの動意薄、ドル上昇の手がかりは?

 ギリシャ問題の解決も薄ぼんやりとした出口しか見えず、また指標も少ないという材料に欠ける中、欧州時間と米時間通して動意薄く推移。
そうした中で唯一と言っていい指標だった1:00のダラス連銀製造業活動が前回8.3%・予想10.0%という中で-0.1%と悪化。指標のない中だけに際立ってしまったか91円半ばから91.0まで下落し、またユーロの下支えにもなったことでユーロドルの下げ止まりに繋がっている。
今夜も同様に指標がなく24時の米消費者信頼感までは昨夜同様の展開になる可能性が高いが、ドルの上昇のためにはもう一段の下落でのアク抜きが必要なところ。仮に24時に指標が良くても90円半ばまでの突っ込みなどのアク抜きが終わっていなければ簡単には上昇に転じにくいだろう。
 統計的に2月は変動幅が少なく、その反動からか3月は変動幅が大きくなることが指摘されているとは言えこの動きのなさではオリンピックでも見たくなるところだが、狭いレンジでの推移の中でレンジを抜けると大きな動きになりやすいのはご存知の通り。やはりレートから目が離せない。

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2010年02月22日

2010年各国中銀金利発表予定一覧-2/22まで

各国政策金利金利一覧 2010年
青字は引き上げ
赤字は引き下げ
「↓」は据え置き
「-」は定例会合なし

2010 日銀 FRB ECB BOE RBA RBNZ BOC SNB
2009 Dec 0.10% 0.25% 1.00% 0.50% 3.75% 2.50% 0.25% 0.25%
1月
2月
3月 17日 16日 4日 4日 2日 11日 2日 11日
4月 7日 28日 8日 8日 6日 29日 20日
5月 21日 6日 6日 4日
6月 15日 23日 10日 10日 1日 10日 1日 17日
7月 15日 8日 8日 6日 29日 20日
8月 10日 10日 5日 5日 8日
9月 7日 21日 2日 9日 7日 16日 8日 16日
10月 5日・28日 7日 7日 5日 28日 19日
11月 16日 3日 4日 4日 2日
12月 21日 14日 2日 9日 7日 9日 7日 16日
2010年03月05日現在

FRB公定歩合上げもひと段落。レンジなのか?

 先週末のサプライズとも言えるFRBの公定歩合引き上げでドル円の底上げとなったが、その後FRB要人から「米金融政策の変更を意味するものではない」「FFレートの変更が差し迫っているということではない」といった発言が相次いだことで火消しとなり91円後半から92円台だったものが91円半ばでの推移となっている。
総じて上値を試しに行く展開を念頭に置き、ドル円であれば200日平均(本日では92.20)やEUR/USDであれば直近の高値となっている1.3660というものが意識されやすいだろう。
 今夜にかけては米時間入り後まで特に意識されるような指標の予定はないが、「レンジでの折り返し」よりも「レンジを抜けて伸びる可能性」に、特にユーロの戻しを考えてのユーロが絡む通貨はその戻しに、比重を置きストップやリミットの設定は必ずするようにしておきたい。

今夜の指標:22:30シカゴ連銀活動指数、24:30ダラス連銀製造業活動指数


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2/22から2/26指標発表予定など

2月22日(月)
・24:00(米)シカゴ連銀活動指数
・24:30(米)ダラス連銀製造業指数
イエレン・サンフランシスコ連銀総裁講演

2月23日(火)
・08:50(日)日銀・金融政策決定会合議事要旨
・18:00(独)2月IFO企業景況感指数
・18:30(南ア)10-12月四半期国内総生産(GDP)
・23:00(米)12月ケース・シラー米住宅価格指数
・24:00(米)2月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
オルドネス・スペイン中銀総裁講演

2月24日(水)
・18:30(南ア)1月消費者物価指数(CPI)
・19:00(欧)12月製造業新規受注
・24:00(米)1月新築住宅販売件数
ブラード・セントルイス連銀総裁講演
ビーニ・スマギECB専務理事講演
バーナンキFRB議長議会証言
ガイトナー米財務長官議会証言

2月25日(木)
・17:55(独)2月失業者数
・17:55(独)2月失業率
・18:30(南ア)1月卸売物価指数(PPI)
・19:00(欧)2月消費者信頼感
・22:30(米)1月耐久財受注
・22:30(米)1月耐久財受注・輸送用機器除く
・22:30(米)新規失業保険申請件数
シュタルクECB専務理事講演
ピアナルト・クリーブランド連銀総裁講演
バーナンキFRB議長議会証言
ブラード・セントルイス連銀総裁講演

2月26日(金)
・06:45(NZ)1月住宅建設許可件数
・08:30(日)2月全国消費者物価指数(CPI)
・08:30(日)2月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)
・09:01(英)2月GFK消費者信頼感調査
・時間未定(独)2月消費者物価指数(CPI、速報値)
・18:30(英)10-12月四半期国内総生産(GDP、改定値)
・19:00(欧)1月消費者物価指数(HICP、速報値)
・21:00(南ア)1月貿易収支
・22:30(加)10-12月四半期経常収支
・22:30(米)10-12月四半期実質国内総生産(GDP、改定値)
・23:45(米)2月シカゴ購買部協会景気指数
・23:55(米)2月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
・24:00(米)1月中古住宅販売件数
ダドリー・NY連銀総裁講演
コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁講演
タル-ロFRB理事講演
エバンズ・シカゴ連銀総裁講演

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2010年02月19日

米 消費者物価指数 発表

 22:30発表
・米 消費者物価指数(1月) 0.2%(予想:0.3%) 前回発表値:0.1%

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米公定歩合引き上げのメッセージ性

 早朝のFRB公定歩合の突然の引き上げ劇で市場では一気にドルのみが急伸。通常ドルが上昇するとクロス円もつられる展開が多いが、今回はドルのみが上昇したためクロス円はあまり動かず。
今回は先日のバーナンキ議長の議会証言の原稿で示唆されていたことや、FOMC議事録において金融緩和から引き締めへシフトする議論がなされてはいた面はあったが、そこはやはり予告なしの引き上げ劇。市場には相応のインパクトを持って迎えられた。
また、今回は金利引き上げと同時に金融緩和から金融引き締めへのシフトに対するFRBの強い姿勢を示したことでドルの強さにも繋がったと言えるだろう。
 ドル買いの裏で売られたのがユーロとポンド。特にポンドドルは一部報道(英テレグラフ紙)でギリシャ並みかそれ以上の財政悪化が指摘されたこともあり、米公定歩合引き上げの発表後1.5630前後だったものが30分で1.5500へ、そして日本時間昼過ぎには1.5400まで軟化している。
今夜の注目は22:30米消費者物価指数。今朝の公定歩合引き上げでFFレートへの利上げ期待も高まっており、消費者物価指数の高まりが利上げに直結するものではないが、期待の高まりからドルの上値を軽くするには十分だろう。

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高橋選手銅メダル!男子フィギュア終了

バンクーバー五輪、男子フィギュア終了。
1位 エバン・ライザチェック選手
2位 エフゲニー・プルシェンコ選手
3位 高橋大輔選手
 
 高橋選手、4回転ジャンプを失敗したもののその挑戦する気持ちは我々も見習うべきところがあると感じました。おめでとうございます!

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FRB、公定歩合を臨時引き上げ

 FRBが未明に公定歩合を従来の0.50%から0.75%へ引き上げを決定。実施は本日19日から。
声明では経済見通しのいかなる変更も示さないとしている。発表直後からドル円は91円前半から91円後半まで急伸。

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2010年02月18日

米 新規失業保険申請件数 発表

 22:30発表
・米 新規失業保険申請件数 47.3万件 前回発表値:44.0万件

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FOMC議事録でドル堅調、今夜も指標続々と…

 一部でドルロングの積み上がりと、同時にユーロショートの行き過ぎが指摘されているが、昨夜の米指標は出て来るものが好調なものばかり。1月住宅着工件数59.1万件(予想58.0万件)、同建設許可件数62.1万件(予想62.0万件)、1月鉱工業生産0.9%(予想0.7%)とNY時間入り直後からドルには強いフォローの風が吹いた。
 その後今朝4時発表のFOMC議事録では「近い将来に資産売却計画を開始しる必要があると一部の委員が指摘」「資産の段階的売却計画はバランスシート縮小に寄与する可能性あるとの考え示す」と、資産売却の具体的な議論がなされていたことで先日のバーナンキ議長議会証言原稿での近い将来の利上げ示唆も蒸し返されアメリカの出口戦略具体化となったことで、ドルへの追い風のダメ押しとなったと言える。
 反面、リバウンドから反落したのがユーロ。ギリシャの国内銀行に対する格付け機関ムーディーズの格付け引き下げでギリシャ懸念が再燃しユーロドルは再度1.35台での推移となっている。
 今夜にかけては22:30米新規失業保険申請件数、24:00米フィラデルフィア連銀指数、米景気先行指標総合指数といったものが予定されており、昨日までの流れそのままであれば1/21の91.86や1/14の92.05という92.0前後がターゲットとなるが、その一つ手前に91.72(昨年の安値と1月の高値での78.6%)があり、やはりドルロングの積み上がり懸念もあり上値が重くなるのかどうかにも注目したい。

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2010年02月17日

米 輸入物価指数 発表

 22:30発表
・米 輸入物価指数(1月) 1.4% 前回発表値:0.0%

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米 住宅着工件数/建設許可件数 発表

 22:30発表
・米 住宅着工件数(1月) 59.1万件 前回発表値:55.7万件
・米 建設許可件数(1月) 62.1万件 前回発表値:65.3万件

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英 失業保険申請件数推移 発表

 18:30発表
・英 失業保険申請件数推移(1月) 2.35万件 前回発表値:-1.52万件

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英 失業率 発表

 18:30発表
・英 失業率(1月) 5.0% 前回発表値:5.0%

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材料出尽くしでリバウンド、今夜はBOE・FOMC議事録

 昨夜のNY連銀指数は事前予想18を大きく上回る24.9という発表で大幅好転。これを好感してNYダウ平均も170ドル弱高の上昇となりこれまでのリスク回避相場からからリスク後退となり全通貨的に堅調に推移した。
また、懸念されていたユーロ圏財相会合では具体策こそ出なかったもののネガティブな材料も出なかったことでの材料出尽くし感につながり、またギリシャ首相の「ギリシャ問題は近い将来に終わらせることができるだろう」という発言もあったことでリバウンドとなりユーロドル1.35台から1.37台後半へシフトしてきている。しかしながら1.38を前にして上値の重さが出て来ており。前回高値2/9の1.384を超えてくるかどうかに注目が集まる。
逆に順風満帆とも言えるのが豪ドル。先日の雇用統計も好調であり昨日発表のRBA議事録で再度の利上げが暗示され、次回3/2での利上げ期待は高まるばかり。こちらは直近の高低での50%ライン81.18を超えてきており、次は61.8%戻しのライン82.34というものが視野に入ってきている。
 今夜の注目指標としては18:30英失業率、22:30米住宅着工/建設許可件数といったものが予定されている。また中銀議事録開示が本日も予定されておりBOEが18:30FRBが28:00となっており、先日から出口戦略が次々に出て来ているFRBの議事録の行方によって今後の動向が注目される。

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2010年02月16日

NY連銀 製造業景気指数 発表

 22:30発表
・NY連銀製造業景気指数(2月) 24.91 前回発表値:15.92

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独 ZEW景況感調査 発表

 19:00発表
・独 ZEW景況感調査  45.1 前回発表値:47.2
・独 ZEW景況感現況 -54.8 前回発表値:-56.6 

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注目のユーロ圏財務相会合は今夕。

  昨日に引き続いて動意薄の展開。ユーロ圏財務相会合を今夕からに控え、ギリシャの動向が注目され、ほぼそれのみが材料視されていると言っていい。
指標としては18:30英CPI、19:00各ZEW指数、22:30米NY連銀指数といったものが予定されているが、どれも市場の流れを大きく変えることのできるほど影響力のあるものではないだろう。
 ユーロ圏財務省会合が終了しNY市場が休場明けとなる今夜までは積極的にポジションを取りづらく、動意に乏しい展開にならざるを得ないところだ。

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2010年02月15日

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動意薄な週明けと今後のユーロ圏動向予定

 先週末の流れをそのまま引き継いだようなユーロ軟調ドル堅調という相場状況となっている週明け。裏を返すとユーロ問題が何も進展していないということになる。
米市場休場の影響とギリシャ問題の進展如何がかかったユーロ圏財務相会合を明日に控えては動意薄になるのも致し方ないところか。
また、ユーロ圏の動向に関してこの後の予定は以下。

2/15(月)
16:45 アルムニア欧州委員講演@パリ
22:00 ギリシャ財務相講演@ブリュッセル
25:00 ユーロ圏財務相会合@ブリュッセル
(原題:Euro-Area Finace Ministers Meet In Brussels)
2/16(火)
17:30 ユーロ圏財務相会合@ブリュッセル
(原題:EU Finace Ministers Hold Meeting In Brussels)

 これEU首脳会合で実質「先送り」となったギリシャ問題、明日17:30から始まる会合で詳細が決まってくるかどうか。

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2010年02月14日

月曜日は米国休場。プレジデンツデーとは

 2/15日はプレジデンツデーとして米国は祝日、金融市場も休場となる。では、そのプレジデンツ・デーとは?簡単に紹介したい。
 プレジデンツ・デーは米国初代大統領ジョージ・ワシントンの誕生日(2月22日)と第16代大統領アブラハム・リンカーンの誕生日(2月12日)としてそれぞれ祭日として存在していた。
 これが法改正(Monday Holiday Law制定)により両日を併合したうえで2月の第三月曜日へと変更され同時に名称も現在のPresident's Dayに改められ歴代の大統領を称える日となっている。
 当日は公式行事などが予定されてはいないが、政府機関や郵便局などの公共機関、学校などが休みとなり3連休となる。

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2010年02月13日

米時間は連休前で動意薄、ダウも反落

 米市場はプレジデンツ・デーによる連休を控え総じて動意薄の展開。22:30発表の1月小売売上高が前月比+0.5%(予想値+0.3%)であり前月分も-0.3%から-0.1%へ上方修正されたことを受け一時90.40手前まで上昇した、しかしながらやはり連休前のポジション調整から積極的に買われず、またその後の23:55ミシガン大消費者信頼感指数や24:00企業在庫が奮わず90.0を挟んで10銭程度の小幅な動きに終始した。
 NYダウも同様で昨日の高値の反動と連休前の手仕舞いの動きが主体となり反落し45.05ドル安い10099.14ドルで引けている。
 週明けは前述どおり米市場休場となるが、ギリシャ問題関連では15日22時にギリシャ財務相の講演と25時にはユーロ圏財務相会合が予定されており、気の抜けない米時間となりそうだ。

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2010年02月12日

ミシガン大消費者信頼感指数 発表

 23:55発表
・米 ミシガン大消費者信頼感指数(2月) 73.7 前回発表値:74.7

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相も変わらぬユーロリスクと中国預金準備率上げのサプライズ

 午前中は発表された国内証券投資や消費者態度指数が好調で日経平均も1万円を回復するなど堅調な動きが見られた反面、午後以降欧州時間に入るにつれやはりユーロ圏リスクを引きずったままであることが鮮明になった1日となった。
 その欧州時間、最大の注目は欧第4四半期GDPだったが、その発表直前に中国が預金準備率の再度引き上げを発表。14日に旧正月を控え、それ以降になると見られていたためある意味サプライズとなった。そして本命の欧GDP季調値、前期比+0.1%(予想+0.3%)前年比-2.1%(予想-1.9%)とそれぞれ予想を下回る結果となり、ユーロは再び軟化。対ドルで1.353まで下落し安値としては昨年5/19以来の水準となっている。
 この後米時間では週明けの米プレジデンツデーでの休場を控え調整地合が強まる可能性が高いが、ユーロ圏のリスクに関する噂や憶測で急な動きが出る可能性も十分あるためそうした情報に対するアンテナは常に張っておきたいところだ。

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ユーロ圏GDP発表

 19:00発表
・EU GDP季調値/前期比(4Q)  0.1% 速報値:0.4%
・EU GDP季調値/前年比(4Q) -2.1% 速報値:-4.0%

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NY市場概況・支援決定で何となく買戻し、今夜も注目ユーロ

 注目されたEU首脳会合を終えての各首脳の会見の様子は既にお伝えした通り(詳しくはこちら)。救済はするという方針は決まったものの具体策に欠けるものであり、また一部の首脳からは「ギリシャへのEUの合意は妥協の結果」(スペイン首相)や「声明以外の詳細な議論はなかった」(アイルランド首相)といった話が聞かれ政治的にアピールする形だけのの会合だったと結果的になってしまった。
会見直後からユーロドルの戻しが見られたが材料出尽くしのショートカバー主体で本質的な上昇にはまだ遠い状況。ギリシャへの赤字削減要請が打ち出された会合だったが、GDP比12%を超える財政赤字を同国にとって見通しが暗いままであることに変わりはなく、現状打破とはならなかった。
 対してリスク後退から軽快だったのが米市場。新規失業保険申請件数が予想よりも強い44.0万件となったことやユーロ圏のリスクの逃避先として金が買われやすい状況となったことで金融商品全体が好調に推移。NYダウは105.88ドル高い10144.49ドルで引けている。
本日は週末ということと、それ以上に週明け15日には米市場が休場となり連休前ということでポジション調整中心の動きとなることが予想される。しかしながらその動きが本格化する前の欧州時間では日本時間19時にユーロ圏GDPが発表される予定となっており、首脳会合が終わっても市場の注目は依然としてユーロということになりそうだ。

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EU首脳会合終了、共同会見要旨

 00:45からEU首脳会合を終えた各首脳がが記者会見を行った。
主な要旨は以下。
ファンロンパイEU大統領
・ユーロ圏にとって危機的状況である。
・最も重要なことはギリシャに関して合意を得ること
・ギリシャは合意を履行する必要がある
・雇用と社会の面でEUの成長は遅すぎる
・今回の会合の目的はギリシャに政治的メッセージを発信することにあった

サルコジ仏大統領
・ギリシャ支援に原則合意した
・仏と独はギリシャ支援で完全に合意

メルケル独首相
・ギリシャ政府は赤字削減を確約した
・ギリシャは資金援助は望まないと表明した
・ギリシャは追加措置に頼らざるを得なくなるだろう

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2010年02月11日

アジア時間での主役は豪雇用統計、米時間では天気次第?

 NY時間のもっとも大きなトピックはバーナンキ議長の議会証言の原稿発表だったと言えるだろう。本来は議会証言そのものが行われる予定だったのだが、現地での大雪のため証言は延期に。しかしながら内容だけは公表されるという、文字通り本人不在での動向が注目されていた。
 アジア時間では日本が休日となり、また欧州首脳会合を控えての様子見ムードとなるなか気を吐いたのがオーストラリア。日本時間午前9時30分に発表になった雇用統計で雇用者数変化が前月比+5.2万人(予想+1.5万人)、失業率が5.3%(予想5.6%)と大幅改善。豪ドル円は発表後から1円超の上昇となりこの時間までの高値っは80.06となっている。
この80円前後というのが直近の高値1/11の86.16と安値2/5の76.16での38.2%ラインにほぼ重なっており、フィギュアということもあるが大動きの中でもチャートのポイントが意識しておくべきという好例となったのではないだろうか。
あとは何と言っても現在会合が行われているEU首脳会談の行方である。Iまた、明日引けると週明けは米プレジデンツデーのため月曜が休日となる。連休前の動きにも注意したいところだが現地は大雪。今月の米個人消費や小売売上高への影響も少なからず出て来るだろう。

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米 新規失業保険申請件数 発表

 22:30発表
・米 新規失業保険申請件数 44.0万件 前回発表値:48.0万件

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日本休場でアジア時間が動意薄か、今夜はEU首脳会談。

 NY時間のもっとも大きなトピックはバーナンキ議長の議会証言の原稿発表だったと言えるだろう。本来は議会証言そのものが行われる予定だったのだが、現地での大雪のため証言は延期に。しかしながら内容だけは公表されるという、文字通り本人不在での動向が注目されていた。
 内容としては既報どおりで公定歩合変更を示唆するもので、実質的な利上げ示唆でもある。出口戦略への言及が注目されていたが言うなれば出口戦略そのものの発表となり市場は素直にドル買いで反応。89.50前後から89.85まで急伸しその後高値90.05まで上昇した。
 本日は日本が建国記念の日で休場となるため、欧州時間入りまではこのニュースを好感したセンチメントそのままに推移することになりそうだが、問題はその欧州時間。
 EU首脳会談が本日18:45から開始され12日00:45から会見が行われる予定となっている。ギリシャなどの財政懸念に対して何らかのコメントが出されて然るべきであろうし、逆に触れられなければ失望売りに繋がることは想像に難くないところ。会談開始から会見までの間でも漏れ伝わってくる内容があればそれで急に動意付く可能性もあり、18時以降の時間帯にはどちらにも対処できるようにしておきたい。

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バーナンキ議長議会証言原稿発表

24:00に発表されたバーナンキ議長議会証言原稿の要旨は以下。
・公定歩合変更を示唆
・政策見通しの変更は示唆せず
・新たな短期金利の指標検討

 政策金利変更への言及を受けてドルは素直に上昇で反応。発表直前にドル円89.50水準だったものが89.85まで一気に上伸している(00:05)

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2010年02月10日

BOEインフレ報告で小動き、このあと24時にもトピックあり

 ギリシャ問題で浮沈激しく推移した米時間を終えてのアジア時間。日経平均では大手自動車製造でリコールが相次いでいることを受けて低調推移、中国でも旧正月の祝日である春節を14日に控えて既にお休みモードとなればリスク回避での様子見に輪をかけてやはり動意薄なるのは致し方ないところだろう。。
しかしながら欧州時間で発表された英BOE四半期インフレ報告で英GDPとインフレ見通しが引き下げられたことを受けてポンドが下落。直後にBOEキング総裁から「これ以上の資産買取を必要としないと結論付けるには早すぎる」との声明が出され英経済の持ち直しが弱いものであるという観測につながった。
今夜は大きな指標は特段予定されていないが、24時に予定されている米バーナンキ議長の議会証言原稿の公表に注目が集まる。また、昨夜もギリシャ問題で様々な憶測や噂が飛び交ったようにそれらによる突発的な動きにも注意が必要だろう。

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ダウ終値では150ドル高、一時230ドル高も上げ幅縮小。

 NYダウは昨日の安値から一転し急反発となる150.25ドル高の10058.64ドルで引けている。他の金融商品も好調で、金は前日比プラス15ドル前後、原油はプラス2ドル前後とそれぞれ堅調。ギリシャ問題での乱高下があったとは言え、昨日の行き過ぎ感から是正され全体的に戻しの1日となったと言えるだろう。
 今夜にかけての注目は大きな指標はないものの19時30分予定のBOE四半期インフレ報告がまず筆頭となり、ついで同じく英鉱工業生産といった具合だがその間ギリシャ関連の報道には注意を払っておきたい。
 米時間入り後の注目としては24時予定の米FRBバーナンキ議長の議会証言の原稿公表。現地10日に議会証言を行う予定となっていたが大雪のため証言は延期、しかしながら原稿は公表という流れになっている。 議会証言の際の主旨として「超低金利政策と流動性供給プログラムからの出口戦略」といったものであったため、原稿もこれに沿ったものになっているであろうことから市場への影響が大きくなる場合も想定しておいたほうがいいだろう。
 また、本日はいわゆるゴトー日。傾向的に午前中に円安へ振れやすいとされているが、果たして。

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ユーロドル未明に乱高下!時系列で見てみよう。

 アジア時間での主役がオーストラリアのRBA50周年記念シンポジウムだったのに対しNY時間での主役は大反発のNYダウの影響でドル円かと思いきや、やはりプラス材料よりもマイナス材料に敏感な市場のこと、NY時間の主役はユーロだったと言っていい。
前述のRBAシンポジウムの日程を切り上げて帰途についたトリシェ総裁がギリシャ問題協議のためではないか、解決に何らかの方針が示されるのではないかという期待が高まってのNY時間入りとなっていた地合は既にお伝えしたとおり。
その中で午前1時30分すぎに伝わったのが「EUはギリシャを広義で支援可能」というレーンEU委員のコメントと「ドイツ政府がギリシャ救済で基本合意」という報道。これを受けてユーロは1.37から1.381まで30分程度で急上昇し、その後最高値1.384手前まで上昇した。
しかしこの直後午前2時40分過ぎにはドイツ政府報道官がギリシャ支援合意を公式に否定したことが伝わると急反落。数十秒で1.383から1.376まで下落し、まさにハシゴを外された形となった。一度こういう動きが出ると市場心理としては不安が先行し疑心暗鬼となりやすく、さらに上値が重くなることが予想される。

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米 卸売在庫 発表

 24:00発表
・米 卸売在庫(12月) -0.8% 前回発表値:1.5%

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2010年02月09日

NYダウ急反発

 前日9908ドルで引けたNYダウ、寄り付きこそ若干高だったものの直後から大きく上昇。現在120ドル以上高い10030ドル前後で推移している。

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RBA50周年記念シンポジウムで動意付

 手がかりに欠ける中、今日これまでの主役はオーストラリア。RBAの50周年記念シンポジウムが現地で開催され、要人の発言や動向が動意付かせることとなった。
まずは当地RBAのスティーブンス総裁の発言。「過度の低金利の長期間維持はバブル発生を促す恐れがある」との見解を示し、2日の金利据え置きで一時沈静化した早期利上げ観測が再浮上。豪ドルはこの発言が伝わった直後から強含み、先週末の安値以後の上値抵抗となっていた豪ドル円78.0を抜けさらに上昇している。
他方、要人のの動向として注目されたのが同シンポジウムに出席していたECBのトリシェ総裁。EU理事会のため日程を繰り上げて1日早く帰路に着いたことで、ギリシャ問題に関してなんらかの支援が打ち出されるのではないかという思惑買いにつながりこちらもサポートされている。
特にユーロドルに関しては上値の重さが指摘されているが、素直に戻り売りとするには負ける確率の高い後だしジャンケンと同じであり、目安としては前回の押し目となった1月末の安値1.385近辺。上値としてはそこを意識しておきたい。

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NYダウ10ヶ月ぶりに終値で1万ドル割れ、影響は

 再度のNYダウ下落となり金曜に引き続いての1万ドル割れとなったが、大きく違うのが終値ベースでの1万ドル割れという点。金曜は最安値こそ今日よりも安いものの終値では辛うじて1万ドルを回復して引けており言うなれば印象の良いチャートとなっていた。
それに対し今日の動きは安値こそ金曜よりも70ドル近く高いが終値では9908ドルといわゆる「安値引け」となっており、終値での1万ドル割れは昨年4月11日以来約10ヶ月ぶりとなる。
こうなるとその昨年4月の揉み合い時の安値9700ドル前後というものが心理的に俄然意識されやすくなり、ここから生じる上値の重さが日経平均にも直接的ではないにしろ影響が出て来ることも予想される。
折りしも日本では経済、産業界の雄トヨタ自動車の大量リコール問題が拡大の一途を辿り数多の関連産業の業績や株価に影響が出て来ることは不可避な状況。景気の二番底へと向かうのか、まさに今月は踊り場と言えるだろう。

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2010年各国中銀金利発表予定一覧-2/8まで

各国政策金利金利一覧 2010年
青字は引き上げ
赤字は引き下げ
「↓」は据え置き
「-」は定例会合なし

2010 日銀 FRB ECB BOE RBA RBNZ BOC SNB
2009 Dec 0.10% 0.25% 1.00% 0.50% 3.75% 2.50% 0.25% 0.25%
1月
2月 18日
3月 17日 16日 4日 4日 2日 11日 2日 11日
4月 7日 28日 8日 8日 6日 29日 20日
5月 21日 6日 6日 4日
6月 15日 23日 10日 10日 1日 10日 1日 17日
7月 15日 8日 8日 6日 29日 20日
8月 10日 10日 5日 5日 8日
9月 7日 21日 2日 9日 7日 16日 8日 16日
10月 5日・28日 7日 7日 5日 28日 19日
11月 16日 3日 4日 4日 2日
12月 21日 14日 2日 9日 7日 9日 7日 16日
2010年02月09日現在

2010年02月08日

今週は中国で春節、あとは…どうなるユーロドル!

 先週金曜にはNYダウが大台1万ドル割れとなり、本日は日経平均が1万円を割れ9951円で引けており為替が雇用統計後に落ち着いてきているのとは対照的な動きになっている。
その雇用統計、失業率は10.0%から9.7%へと改善したものの非農業部門雇用者数は-2.0万人と事前予想が失業率10.0%と非農業部門雇用者数変化が+1.5万人という中だっただけに、それぞれサプライズではあるものの差し引きでは市場の反応が限定的なものとなった。
さて今週。大きな指標の発表予定はないが、中国では春節を迎えることでここのところ預金準備率引き上げなどで注目された動きが今週は出て来ないことが予想されアジア圏でのリスク後退となるだろう。
 となると残るリスクはやはりユーロ圏。
 菅財務相がリップサービスなのか実際に危機感があってのことなのかギリシャ危機についてG7で議論したと発言したが、ギリシャ危機がひとつのトピックととして扱われたことは事実であろうし、またそのことで今週の市場のテーマがリスク回避となるだろうことは想像に難くない。
 折りしもユーロのネットショート(売りポジション保有)がCFTC建玉明細で2月2日現在で4.3万枚となり過去最高を更新してきており「売られすぎ」と言える水準に入ってきている。あとは下落での達成感が出て来るかどうかというところが焦点となってきているのではないだろうか。

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2010年02月07日

2/8-2/12指標発表予定

2/8(月)
8:50 日本  国際収支-経常収支-12月
8:50 日本  国際収支-貿易収支-12月
15:45 スイス 失業率-1月
17:15 スイス 小売売上高-12月(実質/前年比)
22:15 カナダ 住宅着工件数-1月 1兆1030億円

2/9(火)
09:01 英国 RICS住宅価格-1月
15:00 日本 工作機械受注-1月(前年比)
16:00 ドイツ 貿易収支-12月
18:30 英国 商品貿易収支-12月
24:00 米国 卸売在庫-12月

2/10(水)
08:50 日本 機械受注-12月
08:50 日本 国内企業物価指数-1月
時間未定 中国 貿易収支(米ドル)
18:30 英国 鉱工業生産-12月
19:30 英国 BOE四半期インフレ報告
22:30 カナダ 国際商品貿易-12月
22:30 カナダ 貿易収支-12月
28:00 米国 月次財政収支-1月

2/11(木)
-- 東京市場休場 建国記念の日
09:30 豪州 失業率(1月)
17:15 スイス 消費者物価指数(1月)
18:00 EU圏 ECB月報(2月)
22:30 カナダ 新築住宅価格指数(12月)
22:30 米国 小売売上高(1月)
22:30 米国 新規失業保険申請件数
24:00 米国 企業在庫(12月)

2/12(金)
14:00 日本 消費者態度指数(1月)
16:00 ドイツ GDP(4Q)
19:00 EU圏 鉱工業生産(12月)
19:00 EU圏 GDP(4Q)
23:55 米国 ミシガン大学消費者信頼感指数(2月)

2010年02月05日

米 雇用統計 発表

 22:30発表 米指標
・失業率(1月)9.7% 
 前回発表値:10.0%
 ※予想値:10.0%
・非農業部門雇用者数変化(1月)-2.0万人
 前回発表値:-8.5万人
 ※予想値:+1.5万人

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カナダ 雇用ネット変化 発表

 21:00発表
・カナダ 雇用ネット変化(1月) 4.3万人 前回発表値:-2.0万人

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カナダ 失業率 発表

 21:00
・カナダ 失業率(1月) 8.3% 前回発表値:8.5%

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さぁ、雇用統計

 未明の急落劇から明けてのアジア時間、米株安と円高を受けて日経平均も大幅下落。辛うじて大台の1万円台は割れなかったものの一時300円以上安くなり、終値では10057.09円で引けている。
欧州時間入り後は未明からの大動きの疲れや指標前の様子見ムードもあり、まさに嵐の前の静けさで狭いレンジで往来している。
日本時間今夜からカナダでG7財務省中央銀行総裁会議が開かれることもあり、耳にタコができているであろう「リスク回避」優先の相場にならざるを得ないだろう。
 発表は今夜22:30。果たして。

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ADP雇用統計と労働省統計比較と雇用統計予想 2010.02

 今夜発表の雇用統計が米労働省が集計している数字なのに対し水曜のADP雇用統計が民間調査であるというは周知の通り。過去20ヶ月の両指標の推移をまとめる(数字は全て速報値)。

統計月 ADP雇用統計 労働省雇用統計(非農業部門雇用者数変化)
2008年
4月   +1.0万人    -2.0万人
5月   +4.0万人    -4.9万人
6月   -7.9万人    -6.2万人
7月   +0.9万人    -5.1万人
8月   -3.3万人    -8.4万人
9月   -0.8万人    -15.9万人
10月  -15.7万人    -24.0万人
11月  -47.2万人    -53.3万人
12月  -69.3万人    -52.4万人
2009年
1月   -52.2万人    -59.8万人
2月   -69.7万人    -65.1万人
3月   -74.2万人    -66.3万人
4月   -49.1万人    -53.9万人
5月   -53.2万人    -34.5万人
6月   -47.3万人    -46.7万人
7月   -37.1万人    -24.7万人
8月   -29.8万人    -21.6万人
9月   -25.4万人    -26.3万人
10月   -20.3万人    -19.0万人
11月   -16.9万人  -1.1万人
12月   -8.4万人    -8.5万人
2010年
1月    -2.2万人  2月5日22:30発表

 今回のADP雇用統計が予想外に強い数字となったことで、今夜の雇用統計への期待が高まっており市場予想では先月までの24ヶ月連続での減少から増加に転じるとの数字が出されている。たしかに直近の雇用関係の指標の数字自体は前回よりも若干の改善を見せてはいる。先週発表のGDPも好調、今週のISM指数の雇用指数も改善といった具合だが、非農業部門労働生産性が依然プラス圏のままであり毎週の新規失業保険申請件数は1月中盤に前週比で一時悪化する場面が見られるなど好悪の材料がない交ぜになった状態である。
 発表に臨むにあたっては-5万人から-7万人程度を予想しておくべきだろう。

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未明に激震、震源地はニューヨーク

 NY司法長官がバンカメの前CEOらを「メリルリンチの損失を知っており200億ドルの救済を得るために虚偽報告を行った」として起訴したことが発表された。これを受け米株、ドル円、そしてクロス円が急落。

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2010年02月04日

トリシェECB総裁会見要旨と動き

 22:30から始まったECBトリシェ総裁の会見要旨は以下。

・物価は政策進行に伴い抑制されていく
・失業は今後いくらか悪化する見通し
・ECBの金利は依然として適正
・ECBは3月初めにも刺激措置の今後について決定へ
・信用支援は市場の改善を視野に入れる
・成長は緩慢、インフレは弱いと予想
・一部の国の赤字が大幅に拡大している
・ECBはギリシャの財政計画を承認
・ECBはギリシャが赤字削減へ決断すると確信

 会見直後からユーロは対ドルで1.385水準から1.382へと下落し、2009年6月以来の安値水準となっている。会見直前には米新規失業保険申請件数も発表され48.0万件と2週ぶりに増加。明日の雇用統計を控え、ユーロ、ドルともに上値が重くなりつつのNY時間入りとなった。

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米 新規失業保険申請件数 発表

 22:30発表
・米 新規失業保険申請件数 48.0万件 前回発表値:47.0万件

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ECB 政策金利 発表

 21:45発表
・ECB政策金利 1.00% 
※据え置き

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BOE 政策金利会合 声明詳細

 予想通りのというか必然というか、政策金利自体は据え置きとなった。
発表された声明の主な要旨は以下。
・資産買取プログラムの規模は2000億ポンドで据え置き、休止
・見通し次第では追加の資産買い取りも
・設備投資の減少は一段と緩やかになった
・CPIインフレ率は目標を上回っている
・インフレ率は長期的には2%を下回る可能性が高い
・ポンド安が英経済を支援している

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英 BOE政策金利 発表

 21:00発表
・英 BOE政策金利 0.50%
※据え置き
※資産買取プログラムの規模は据え置きプログラムを休止

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ADP統計好結果、対してユーロ軟調。今夜は金利発表に注目

 昨夜のADP雇用統計は前月比-2.2万人と依然として減少傾向ではあるものの好転。この結果を受けてドル円は久しぶりの91円台へと上伸を見せたたが、やはり金曜の雇用統計と今夜のBOE金利とECB金利を前にしては短期売買先行で利益確定も早まったことで上げ幅を削られ最高値91.25水準から91.0まで下落してのNY時間終了となった。
上値重く下値も堅い様相のドル円に対し、軟調なのがやはりユーロ。EU委員会がギリシャの赤字削減計画を支持したことでギリシャへの懸念は収まりつつあるものの、今度はポルトガルとスペインに対する格付け引き下げ懸念が頭をもたげてきた。米時間ではユーロドルが1.4から1.389まで下落し再度の安値更新も視野に入ってきているが、ユーロ円は堅調なドル円のおかげで125.5-127.0のレンジが強く意識されながら推移している。
 今夜は前述のようにBOE金利発表21:00、ECB金利発表21:45と予定されているが両行とも据え置きが濃厚で金利以外の部分、BOEであれば資産買取プログラムの休止か継続か規模拡大かという点やECBであればトリシェ総裁の会見の内容に注目が集まることになる。
英金融緩和策のひとつであるBOEの資産買取プログラムの休止ということであれば、リスク回避に舵が切られやすい市場であるため欧州圏で経済危機にあるとされるイギリスの景気回復の腰折れ懸念から下落に転じる展開も想定しておくべきだろう。

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2010年02月03日

米 ADP雇用統計 発表

 22:15発表
・米 ADP雇用統計(1月) -2.2万人 前回発表値:-8.4万人

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英 PMIサービス業指数 発表

 18:30発表
・英 PMIサービス業(1月) 54.5 前回発表値:56.8

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EU圏 PMIサービス業 発表

 18:00発表
・EU圏 PMIサービス業(1月) 52.5 前回発表値:52.3

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ドイツ PMIサービス業指数 発表

 17:55発表
・独 PMIサービス業(1月) 52.2 前回発表値:51.2

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昨夜の主役は久しぶりにドル、ボルカールール発表

 昨夜の主役は久しぶりに米ドル。銀行への規制を打ち出した「オバマショック」に関連してボルカー経済再生諮問会議議長が議会証言を行い、「ボルカー・ルール」を提案。
主な詳細は以下。
「銀行による投機を支援するために税金を使用する必要はない」
「ヘッジファンドが利益を得ようとも破綻しようとも政府が手を出さないのが望ましい」
「破綻を最小限に抑えるような機関が必要である」
「企業が政府支援を期待しないことが非常に重要」
「銀行は投機ではなく融資の促進を」
「海外(米国以外)の銀行も規制を受け入れるべき」

 デリバティブ取引による経済成長で成り立っている現在の金融市場の中でそれに起因するとも言える景気後退を踏まえると然るべき指摘であろうが、金融市場そのもの存在を揺るがす内容であり市場への影響と議会通過が難航することは避けられない。
この証言の事前原稿が伝えられた辺りからドル売りが加速。金融引き締めによる経済の再度の冷え込み懸念から先週までのドル買いポジションの解消の動きにつながり、欧州両中銀の金利発表や雇用統計発表前で動意薄となる市場の中では軟調さが際立っている。

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2010年02月02日

EU圏 生産者物価指数 発表

 19:00発表
・EU圏 生産者物価指数-12月/前月比 0.1% 前回発表値:0.1%
・EU圏 生産者物価指数-12月/前年比 -2.9% 前回発表値:-3.0%


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昨夜からの豪ドル、米ドル円レジスタンスなど

 利上げ期待で上昇していた豪ドル、据え置きでの発表で直後に対円対ドルともに100ポイント超の下落となった。
昨夜の米時間入り前後とほぼ同じ位置に戻ってきた格好となっておりまさに指標での往来相場の様相となっている。
しかしながら、今回の据え置きが次回3月2日の会合での利上げ期待の呼び水となり豪ドル円79円後半が心理的なサポートとなったことで80.0を挟んで推移している。
 逆にレジスタンスを意識させる動きを見せたのがドル円。昨夜の1月ISM製造業景況指数が58.4(予想56.1・前回55.9)と好調で下値が堅くなってはいるものの91円手前で失速しているのがチャートで見られるが、日足で見ると91.0手前の90.90付近で3日連続で止められており、ひとつ前のレジスタンス90.50で数回止められたのと同じ状況と言えるだろう。
移動平均で見ると、21日平均が91.03にあり90.90-91.0を抵抗として見るには材料として不足はないのでは。

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速報 RBA(豪中銀)政策金利 発表

 12:30発表
・豪 RBA政策金利 3.75%
※据え置き

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信託保全サービス開始!

2010年02月01日

米 個人支出 発表

 22:30発表
・米 個人支出(12月) 0.2% 前回発表値:0.5%

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米 個人消費 発表

 22:30発表
・米 個人所得(12月) 0.4% 前回発表値:0.4%

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明日は豪政策金利、直近の関連指標まとめ

 明日発表になるRBA(豪準備銀)政策金利。これまで3ヶ月連続で0.25%づつの段階的な利上げを行っているのは周知のところ。
前回の政策金利発表が昨年12月1日だったが、それ以降利上げ期待が高まったり後退したりと一進一退の状態。前回発表からの関連指標を通じて時間を追って見てみよう。
12/1 RBA政策金利 3.50%→3.75%
12/10 消費者インフレ期待値(12月) 3.6%(前回3.2%)
1/14 失業率(12月) 5.5%(前回5.7%)
1/17 豪スワン財務相「景気刺激策を1年かけて慎重に解除する」
1/21 消費者インフレ期待値(1月) 3.5%(前回3.6%)
1/27 CPI加重中央値(4Q) 3.6% (前回3.8%)

 RBAがコアインフレ率目標を2-3%に置いているという点から見れば3.6%の消費者物価指数というのは低くない数字で利上げ期待が高まるには十分な数字だが、世界的な景気回復の鈍化懸念から今回は据え置きをしておいて次回の3月以降に利上げを再度検討するのではないかという見方が台頭してきている。
ニ度あることは三度ある、となった前回の政策金利発表。雇用も改善してきており一旦利上げ休止で様子を見るのではないかと見る向きが出るのはやむを得ないところだろう。
仮に据え置きで急落となった場合にはここのところのレンジの下限が意識される可能性が高く、その際には対円で76.0というものが目安になってくるだろう。

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1月のドル円を振り返りと今後のレジスタンス/サポート

 昨日に引き続き今日はドル円を振り返ってみよう。
1月の高値としては1/7の93.77で雇用統計直前で統計好転の期待感から買われていたものの、いざ発表になってみると失業率は10.0%のままだったものの前月比変わらずという予想だった非農業部門が-8.5万人と大幅減。この影響で93円後半から95円台も見えてくるかといったところから反転し下落、1/27の89.14まで軟化した。
その1月安値と昨年末の安値84.80を結んだラインが現在のサポートになっているのではないかというラインで、画像では下から伸びている青いラインにあたる。
同様に上から伸びている青いラインもあるが、こちらは下落した際にサポートになるのではないかと思われるラインで、これを下抜けると下落基調が強まる可能性もあるため注意が必要だ。
 逆に上値での抵抗を探るとまず目先にあるのは先週末のGDP好転後に上昇した際の高値90.90付近。その上となると昨年の高値と安値での50%ラインにあたる91.30、さらにその上は週足での先々週の上値91.90という順になるだろうか。
今週末の雇用統計次第であることは間違いないが、上記各ラインと各週ベースでの上値は再度確認しておきたいところだ。
※添付チャート ドル円日足、赤曲線=5日平均、青曲線=21日平均、緑曲線=200日平均

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2/1-2/5指標発表予定一覧

2月01日(月)
・09:30(豪)10-12月期四半期住宅価格指数
・17:30(ス)1月SVME購買部協会景気指数
・18:00(欧)1月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
・18:30(英)12月消費者信用残高
・18:30(英)12月マネーサプライM4確定値
・18:30(英)1月製造業購買担当者景気指数(PMI)
・22:30(米)12月個人所得
・22:30(米)12月個人消費(前月比)
・24:00(米)1月ISM製造業景況指数
・24:00(米)12月建設支出(前月比)
☆ガイトナー米財務長官議会証言

2月02日(火)
・09:30(豪)12月NAB企業景況感指数
・12:30(豪)RBA政策金利発表
・15:45(ス)1月消費者信頼感指数
・19:00(欧)12月卸売物価指数
・24:00(米)12月住宅販売保留指数(前月比)
☆コンスタンシオ・ポルトガル中銀総裁会見

2月03日(水)
・09:30(豪)12月貿易収支
・18:00(欧)1月サービス部門購買担当者景気指数
・18:30(英)1月サービス部門購買担当者景気指数
・19:00(欧)12月小売売上高(前月比)
・21:00(米)MBA住宅ローン申請指数(前週比)
・21:30(米)1月チャレンジャー人員削減数(前年比)
・22:15(米)1月ADP雇用統計(前月比)
・24:00(米)1月ISM非製造業景況指数
☆ウォルシュFRB理事講演

2月04日(木)
・06:45(豪)10-12月期四半期失業率
・09:30(豪)12月住宅建設許可件数(前月比)
・09:30(豪)12月小売売上高(前月比)
・16:15(ス)12月貿易収支
・20:00(独)12月製造業新規受注(前月比)
・21:00(英)BOE政策金利発表
・21:45(欧)ECB政策金利発表
・22:30(カ)12月住宅建設許可件数(前月比)
・22:30(米)10-12月期四半期非農業部門労働生産性・速報値(前期比)
・22:30(米)前週分新規失業保険申請件数
・24:00(カ)1月Ivey購買部協会指数
・24:00(米)12月製造業新規受注(前月比)
☆トリシェECB総裁会見

2月05日(金)
・14:00(日)12月景気先行指数
・18:30(英)1月卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI)(前年同月比)
・20:00(独)12月鉱工業生産(前月比)
・21:00(カ)1月失業率
・22:30(米)1月雇用統計
・29:00(米)12月消費者信用残高
☆G7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議(6日まで)

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